注目の自動車ニュース

ベントレー、18台のために音響システム開発…460万円のオプションを『バトゥール』に設定

  • 《photo by Bentley》
  • 《photo by Bentley》
  • 《photo by Bentley》
  • 《photo by Bentley》
  • 《photo by Bentley》
  • 《photo by Bentley》
  • 《photo by Bentley》
  • 《photo by Bentley》
  • 《photo by Bentley》
  • 《photo by Bentley》

ベントレーは8月31日、世界限定18台の『バトゥール』(Bentley Mulliner)の顧客向けに、特別な新しいサウンドシステムを開発した、と発表した。

◆サウンドシステムの開発に1万時間
このサウンドシステムは、1万時間に及ぶ開発作業、新しいハードウェア、システムの再調整を経て完成した。「ネイム・フォー・マリナー」と呼ばれる新オプションは、世界限定18台のバトゥールの顧客向けに設定される。

ネイムとフォーカルとのコラボレーションにより、バトゥールのために計画された20のスピーカーシステムに対して、56以上の要件と推奨事項が特定された。そして、両ブランドから受け継いだ1万時間に及ぶ技術革新の成果を結集し、車載オーディオの最高峰として、ネイム・フォー・マリナーを完成させた。

アディティブマニュファクチャリングを用いて製作されたベントレー独自のスピーカーバスケットに収められた特注のフォーカルスピーカードライバーを使用することで、パフォーマンスが向上した。20のスピーカーシステムは、6つのツイーター、9つのミッドレンジスピーカー、2つのウーファー、2つのアクティブベーストランスデューサー、1つのサブウーファーで構成されている。すべてのミッドレンジスピーカーとツイーターは、ネイム・フォー・マリナー用に新しいスピーカードライバーを搭載し、ウーファーとサブウーファーはリニアリティとダイナミクスを改善するために改良されている。

◆スピーカーに特許取得済みの「M」コーン採用
ミッドレンジとツイーターの新しいスピーカーには、特許取得済みの「M」コーンが採用された。ダストキャップなしの単一ピースから作られた独自のMプロファイルは、スピーカードライバーにとって重要な3つの基準の剛性、軽量性、ダンピングを兼ね備えている。これにより、低歪率でリニアな周波数特性と、より優れた音の拡散性を実現した。とくにツイーターは、絹のような高音を再生するために選ばれている。

フォーカルは、コーンが変形して歪みを引き起こし、ツイーターからの共振を減少させる周波数に注目した。有限要素解析により、シミュレーションソフトウェアがコーンとバスケットをつなぐサスペンション素材の動的挙動を可視化し、性能向上のための領域を明らかにした。サスペンション材の重量と形状を調整している。

各スピーカーのポジションは、慎重に選ばれた。バトゥールの設計中に、キャビン周り、とくにドアとリアキャビン周りの強化と補強が行われ、新しいネイム・フォー・バトゥールシステムの歪みの低減とアイソレーションの改善につながった。

◆DSPシステムを重視して開発
最近のネイムは、デジタル信号処理(DSP)システムを重視している。DSPは、ネイム・フォー・マリナーオーディオ・システムの心臓部でもある。このテクノロジーは、座席の位置やリスニングの好みに応じて車内のサウンドステージを最適化するさまざまなモードを用意している。

車内では、ダッシュボード中央の12.3インチHDタッチスクリーンのインターフェイスから、サウンド設定にアクセスできる。シングルディスプレイ、2対1分割、3つの異なる機能の同時表示など、さまざまな方法で設定することが可能だ。

また、ネイム・フォー・マリナーのオーディオシステムは、「Spotify」、「Apple Music」、「TIDAL」、「Deezer」などに対応している。顧客が選んだ音楽、デジタルラジオ、オーディオブックやポッドキャストなどの音声メディアを楽しむことができる。

◆史上最もパワフルなベントレーは750ps
バトゥールに搭載される直噴6.0リットルW12気筒ガソリンツインターボエンジンには、新設計の吸気システム、アップグレードされたターボチャージャー、新設計のインタークーラー、キャリブレーションの見直しによって、最大出力は750psを獲得する。これまでで最もパワフルなベントレーになるという。

W12エンジンには、8速ダブルクラッチトランスミッションを組み合わせた。スポーツエキゾーストがパフォーマンスに応じたサウンドを奏でる。エキゾーストシステム全体はチタン製。フィニッシャーは、ベントレー初となるチタンの3Dプリンター造形品としている。

エンジンのパフォーマンスは、これまでで最も先進的なベントレーのシャシーによって、引き出される。スピードチューンドエアサスペンション、電動アクティブアンチロールコントロール、eLSD、オールホイールステアリング、トルクベクタリングなどが採用されている。