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欧州EV戦争の幕開け…BMW iX ブランド第一弾、年内にも世界デビュー

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BMWの完全電気自動車、「iX」ブランド第一弾となる『iX3』開発車両をカメラが捉えた。欧州ビッグ3では、2019年内にアウディが『e-tron』、メルセデスベンツが『EQC』を発売予定で、EV戦争元年となりそうだ。

iX3市販型は、2018年4月の北京モーターショーで公開された、『コンセプトiX3』からインスパイアされたデザインが予想されており、『X3』とは差別化されるキドニーグリル、フロントバンパー、エキゾーストパイプを持たないリアバンパー、ホイールが装着される。捉えた最新のプロトタイプは、以前とLEDデイタイムランニングライトが変わっているが、まだ市販型ではないようだ。

またキャビン内では、iDriveインフォテインメントシステム用のアップデートされたインストルメントクラスタ、及びEV専用ディスプレイが予想される。

パワートレインは、サムソン製の容量70kWhのリチウムイオンバッテリーパックと最高出力270ps以上の電気モーターを搭載。150kWの急速充電器により、約30分でフル充電が完了し、航続距離はWLTPモードで249マイル(400km)と予想されている。

同ブランドでは、すでにiX3から『iX9』までの商標登録が完了しており、iX3を皮切りに怒涛のEVラッシュが見られそうだ。