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メルセデスベンツの新型SUVにみるEVの変化と進化

  • 《写真撮影 雪岡直樹》
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  • 《写真撮影 雪岡直樹》
  • 《写真撮影 中尾真二》
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  • 《写真撮影 中尾真二》
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  • 《写真撮影 中尾真二》
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  • 《写真撮影 雪岡直樹》
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【メルセデスベンツ EQE SUV 発表】メルセデスベンツの電動SUV、『EQE SUV』が8月25日、日本国内向けに発表・発売された。新型車の特筆すべき機能や特徴について、順を追ってみてみよう。

◆ラインナップ拡大
メルセデスベンツは比較的早い段階から電動化シフトを掲げ、ラインナップも充実させてきた。すでに『EQA』、『EQB』、『EQC』、『EQE』、『EQS』、『EQS SUV』と6車種が発表されている。そして今回日本市場にも投入されるEQE SUVも加わった。AMGブランドでもEVが増えており、ミッドサイズ以上のセグメントはすべてEVを用意している。2021年のIAAモビリティ(ミュンヘン)では『Gクラス』のEVコンセプトが発表され、『GLC』についてもEVモデルの話がある。

◆新機能やデザインの工夫
したがって、メルセデスベンツのEVの特徴といっても、基本的な部分にいまさら特筆するようなものはないのだが、テクノロジーとラグジュアリーでトップブランドを目指す同社の新型とあって、発表会で目をひいた機能やデザインも豊富だった。

●空力性能の向上
細かいところでは静粛性を高めるためドアやウィンドウのシールに防音対策を施したり、Aピラーにはゴム製のトリムを導入した。そのためドアミラーはAピラー付け根から少し後方にオフセットされた。これらは空力特性の向上のためでもあり、Cd値は0.25とクーペ並みの数値だ。空力特性はEVの場合、走行性能だけでなく電費にも大きく影響する。EQE SUVではとくにボディ下部に流れるエアフローに注目し、フロント下部のパッド、フロントホイールスポイラー、リアホイール前方のスポイラー、リアコンパートメントのフェアリングなど、見えない部分の整流にこだわっている。

●クラッチを断続させるディスコネクトユニット
EVの電費を向上させるには、じつは回生ブレーキよりもコースティングを多用する走り方が有効だ。EQE SUVは回生ブレーキの強度をパドルで切り替えることができるが、さらに走行条件によってクラッチを断続させるディスコネクトユニット(DCU)を搭載している。

●ヒートポンプで熱管理
EVならではの機能としては、ヒートポンプの採用がある。EQE SUVは前後にモーター(永久磁石型同期モーター)を搭載するデュアルeAxle車だ。2つのeAxleとフロアのバッテリーの熱を効率的に管理するという。EVにおける熱マネジメントではヒートポンプがひとつのソリューションとして定着しつつある。

●リアステアリング機能は日本でうれしい
環境対応という点では、内装等へのリサイクル素材の活用もある。欧州では、ペットボトルや漁網をリサイクルした内装素材は環境対応車のトレンドといえる。また、EVとは直接関係ないが、リアステアリング機能(4輪操舵が可能)によって最小回転半径が4.8mとコンパクトカー並みの小回りを実現している。この取り回しは日本の道路事情ではうれしいかもしれない。

●購入補助金の形式指定を申請中
EQEセダンと同様にV2H/V2L荷も対応している。V2Hは最大6kW。V2Lは4kWの出力だ。V2H機能は型式指定との組み合わせでCEV補助金の適用が最大となる。EQE SUVは型式指定の申請中とのことだが、指定が下りれば最高額での補助金申請が可能になる。

●10→80%充電は49分
車両の機能ではないが、記者発表では急速充電網の整備についても言及された。メルセデスベンツグループではグローバルで1万基レベルの独自急速ネットワークの構築を目指している。日本でもMercedes me Chargeを活用した展開を検討しているという。EQE SUVは、50kW、90kW、150kWの急速充電に対応しており、150kW出力なら10%から80%までの充電時間は49分だという。EQE SUVに搭載されるバッテリーは89kWh(EQE 350 4MATIC SUV)。航続距離は国土交通省のWLTCで528kmとなっている。