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VWのバンにも巨大グリル、「T6」改良新型はエクステリア大刷新

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ドイツ製ハイエースとも言えるフォルクスワーゲンの商用バン『T6』改良新型を、厳冬のフィンランドで初めてカメラが捉えた。2018年に次世代モデルとなる『T7』の開発車両をキャッチしたが、それとは異なるフェイスリフトモデル版だ。

LCV(Light Comercial Vehicle)と呼ばれる「Tシリーズ」の歴史は、日本でもお馴染み『ワーゲンバス』(T1)から始まった。以降、1967年に『T2』、1979年に『T3』、1990年に『T4』、2003年には『T5』と進化を続け、現在のT6へと継承されている。

改良新型で大きく変わるのがフロントマスクだ。クロスバーを持つアッパーグリルが左右ヘッドライトを一文字に結ぶ現行型と異なり、縦方向に拡大されたフロントグリルがまず目に入る。フロントバンパーには細いエアインテーク、コーナーには、ドライビングライトが装備されていることもわかる。

リアはテールライトまわりのみの改良となりそうだが、LEDのグラフィックが一新されているのも見てとれる。

室内では、より大きなインフォテインメント・ディスプレイが装備される。またフロントグリル中央の黒い長方形はセンサーで、高度なドライバー・アシスタント技術も搭載されるはずだ。

VWは、すでに「MQB」プラットフォームを採用する次世代の「T6/T7」を開発中。ガソリンとディーゼルエンジンに加え、プラグインハイブリッドやフルEVのパワートレインが設定されると予想されている。さらに、米Appleと自立型トランスポーターを共同開発していると伝えられており、同ブランド商用バンラインアップの充実が図られる。ただこれらが登場するのはまだしばらく先の話。その隙間を埋めるのが今回のフェイスリフトということだろう。

「T6」改良新型のワールドプレミアは、早くても2019年内となりそうだ。