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マツダ『CX-50』に2024年モデル、ダンパーや電動パワステをリファイン…米国で発表

  • 《photo by Mazda》
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マツダ(Mazda)の米国部門は7月18日、SUV 『CX-50』の2024年モデルを発表した。

◆オールテレインアドベンチャーを楽しむための改良
CX-50は、北米でアクティブなライフスタイルを実践するユーザーをターゲットに開発されたタフで高性能なクロスオーバーSUVだ。マツダ車の特長の優れたオンロードドライビングダイナミクスに洗練されたデザインを兼ね備え、アウトドアやオフロードへの冒険を可能にしている。

CX-50は2024年モデルにおいて、いくつかのアップデートを行った。その内容は、ダンパーや電動パワーステアリングの改良など。今回のアップデートは、オールテレインアドベンチャーを楽しむというマツダの目標に沿うものという。

2024年モデルの米国ベース価格は、3万0300ドル(約430万円)に設定されている。

◆2.5リットルのターボは最大出力256hp
CX-50では、ドライバーがオンロードとオフロードで自信を持って走行できるように、マツダらしい自然な走行フィールを強化した。最新の「i-ACTIV AWD」テクノロジーと改良新型『CX-5』にも採用された「マツダ・インテリジェント・ドライブセレクト(Mi-Drive)」が標準装備される。ドライブモードはMi-Driveのスイッチで選択でき、オフロード走行やキャンピングカーなどの牽引など、さまざまな条件において、ドライバーを支援する。

2.5リットル直列4気筒ガソリン自然吸気エンジンの「SKYACTIV-G 2.5」と、2.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」エンジンの2種類が用意される。自然吸気のSKYACTIV-G 2.5は、最大出力187hp、最大トルク25.7kgmを発生する。

ターボのSKYACTIV-G 2.5Tは、最大出力256hp、最大トルク44.3kgmを引き出す。両エンジンともに、トランスミッションは6速ATを組み合わせた。ターボモデルには、パドルシフトが付く。

◆ジルコンサンドの外装色やテラコッタ内装を設定
マツダの最新魂動デザインを導入し、新たなスタイリング表現を生み出すことを目指した。滑らかな長いシルエットとワイドなスタンスを備えており、ダイナミックなプロポーションとした。ターボモデルには、専用エンブレム、大径テールパイプ、LEDテールライト、LEDオートレベリングヘッドライトを備えたアダプティブLEDフロントライトシステムが装備される。

インテリアは、ドライバーに焦点を合わせたレイアウトを採用した。シートの素材やデザインは、冒険やアクティブなライフスタイルを好む顧客に向けて、居心地の良い雰囲気を演出することを重視したという。インテリアは、すべての乗員に快適さをもたらすようにデザインされた。カーゴスペースは、アウトドアでのアクティビティを支援するように設計されている。荷室の高さと長さは、アウトドアアイテムを積載して固定するのに理想的、と自負する。さらに、高強度のルーフレールと強化されたBピラー&ドアピラーを採用し、ルーフボックスなどを装着しやすくしている。

パノラマムーンルーフは、乗員が自然とのつながりを深めることを狙った。ボディカラーにはジルコンサンド、内装色にはテラコッタなど、個性的なカラーオプションを設定している。