注目の自動車ニュース

フィアット『トッポリーノ』新型で「甘い生活」楽しむ、「ドルチェ・ヴィータ」設定

  • 《photo by Fiat》
  • 《photo by Fiat》
  • 《photo by Fiat》
  • 《photo by Fiat》
  • 《photo by Fiat》

フィアットは7月4日、小型のシティコミューターEVの新型『トッポリーノ』(Fiat Topolino)に、欧州でカスタマイズオプション「ドルチェ・ヴィータ」を設定すると発表した。

「Dolcevita(ドルチェ・ヴィータ)」は、イタリア語で「甘い生活」を意味する。フェデリコ・フェリーニ監督の伊映画『La dolce vita』(1960年、邦題『甘い生活』)で一躍広まったこの言葉は、大人のアバンチュールを象徴したもので、快楽主義的な志向を指している。

フィアットは、およそ70年ぶりにネーミング復した新型トッポリーノに、カスタマイズオプションとして、ドルチェ・ヴィータを設定する。「イタリアのビーチで過ごす」をテーマにしており、シャワーを装備することができる。

クーペバージョンでは、ドアに木目調のステッカーを貼ることができ、オープンバージョンではルーフにサマーテントのようなストライプのステッカーを貼ることができる。どちらのバージョンにも、リアキャリア、機能的な布製バンドが付く「ドルチェ・ヴィータ・ボックス」、ヴィンテージクローム仕上げのドアミラーが装備される。

オープンバージョンにはドルチェ・ヴィータのロゴ入りドアシルプレートとドアロープが、クーペバージョンにはルーフにサンブラインドが装備できる。さらに、ラックバッグ、USB扇風機、ブルートゥーススピーカー、水筒、ビーチタオルとしても使える2種類のシートカバーが用意されている。