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アウディA6 改良新型にPHEV、EVモードは91km…欧州で設定

  • 《photo by Audi》
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アウディは5月30日、ミドルクラス『A6』(Audi A6)の改良新型に、欧州でプラグインハイブリッド車(PHEV)を設定すると発表した。セダンとワゴンの「アバント」が用意される。

直噴ガソリンターボエンジンを基本にした新世代のPHEVシステム、「TFSI e」が搭載された。PHEVパワートレインには、2種類のパワースペックが設定される。「55TFSI e」グレードの場合、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」エンジン(最大出力265ps、最大トルク37.7kgm)に、モーター(最大出力143ps、最大トルク35.7kgm)を組み合わせる。エンジンとモーターを合わせたシステム全体でのパワーは367ps、トルクは51kgmを獲得する。

「50TFSI e」グレードの場合、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」エンジン(最大出力265ps、最大トルク37.7kgm)に、モーター(最大出力143ps、最大トルク35.7kgm)を組み合わせた。エンジンとモーターを合わせたシステム全体でのパワーは299ps、トルクは45.9kgmを引き出す。

両グレードともに、トランスミッションは7速「Sトロニック」だ。4輪を駆動する4WDの「クワトロ」となる。動力性能は、55TFSI eグレードの場合、0~100km/h加速5.6秒、最高速250km/h(リミッター作動)となる。二次電池(バッテリー)はリチウムイオンで、蓄電容量は17.9 kWh(正味容量14.4kWh)だ。50TFSI eグレードの場合、EVモードは最大91km(NEDC:新欧州サイクル)、としている。