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ロールスロイス最後のV12クーペ、限定12台はすでに完売…『レイス』に「ブラック・アロー」

  • 《photo by Rolls-Royce》
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ロールスロイス・モーター・カーズは3月20日、V12エンジンを積む最後のクーペ「ブラック・バッジ・レイス・ブラック・アロー・コレクション」を欧州で発表した。

同車は、ロールスロイス史上最もパワフルな『レイス』の最終モデルでもある。オールエレクトリックの未来を見据えて、最後のV12クーペは12台が製作されるが、すでに完売している。

ブラック・バッジ・レイス・ブラック・アロー・コレクションには、ロールスロイスならではの複雑な表面仕上げ、グラディエントペイントを導入する。また、1930年代に当時の世界最高速度記録を樹立した「サンダーボルト」にインスピレーションを得たデザインコンセプトとして、イルミネーション付きの「サンダーボルト」スピードフォームをフロントシート間に装備している。

天井のビスポーク・スターライト・ヘッドライナーには、これまでで最多の2117個の光ファイバーを散りばめた。インテリアのドアパネルには、それぞれ320ピースのパーツで構成される寄木細工を組み込む。インテリアには新たに「クラブレザー」を導入している。