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巨大グリルはそのまま!? BMW『4シリーズ』現行初の大改良でブーメランLEDを新採用

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BMWの2ドアスポーツクーペ『4シリーズクーペ』改良新型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

4シリーズクーペは、それまでの『3シリーズクーペ』後継モデルとして2013年に登場。2020年にデビューした第二世代(G22型)では、バンパーにまで達する巨大キドニーグリルが初採用され物議を醸した。

スクープしたプロトタイプは、ボディ前後のみをカモフラージュ。一見してわかるのは、ヘッドライト内部のLEDデイタイムランニングライトの変更だろう。現行型のハーフカップデザインから、『X5』/『X6』などの最新モデルで採用されている、ブーメランスタイルへと新設計されている。

リアエンドでは、LEDテールライトの新鮮なグラフィックが渦巻きカモフラージュから覗いているほか、バンパーもリフレッシュされるようだ。また装備から察するに「Mスポーツパッケージ」装着モデルとみられる。

キャビン内では、12.3インチのデジタルドライバーズディスプレイに、14.9インチのタッチスクリーンが統合されたカーブドディスプレイを搭載。ステアリングホイールには、パドルシフター、および新しいギアセレクタが備わる。インフォテインメントソフトウェアに関しては、BMWはすでにAndroidベースの「オペレーティングシステム9」を発表しており、今後徐々に適用される予定となっている。

パワートレインの情報はないが、電動化が強化されていくことは間違いないだろう。

4シリーズクーペ改良新型のデビューは2023年後半、または2024年初めと見られ、今後コンバーチブルとグランクーペも同様の変更が施されるはずだ。