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フォード マスタング 新型に史上最強のV8、「GT」量産第一号車は49万ドルで落札

  • 《photo by Ford》
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バレットジャクソンは1月29日、新型フォード『マスタング』(Ford Mustang)の高性能グレード「GT」がチャリティ目的のオークションに出品され、49万ドル(約6300万円)で落札された、と発表した。

マスタングは、初代の誕生が1964年という伝統のモデルだ。従来型は2013年12月、米国で発表された。およそ9年ぶりにモデルチェンジを行い登場した新型は、7世代目モデルになる。

新型マスタングには、複数のパワートレインが用意される。その最高峰に位置するのが、「コヨーテ」と命名された直噴5.0リットルV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンだ。このV8を積む「GT」グレードのスペックは公表されていないが、フォードモーターによると、マスタング史上、最も強力な自然吸気V8になるという。V8エンジンには、6速MTを標準で組み合わせている。

なお、新型は今夏、米国市場で発売される予定で、価格は発表されていない。従来型の「GTプレミアム」グレードの米国ベース価格が4万3365ドル(約560万円)であることを考慮すると、ひと桁違いの高値が付いたといえる。