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544馬力のEVポリス仕様、BMW i4 M50 がベースのACシュニッツァー

  • 《photo by AC Schnitzer》
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ACシュニッツァー(AC Schnitzer)は12月3日、BMWの4ドアクーペEV『i4 M50』をベースにした警察仕様を、エッセンモーターショー2022で初公開した。

エッセンモーターショーは2004年から「TUNE IT! SAFE!」と題したキャンペーンを展開している。「違法チューニングは愛車を壊す可能性があるし、交通安全上、とても危険なのでやめよう」との趣旨だ。このキャンペーンを、ドイツ警察と連邦交通省が全面的にバックアップしている。このキャンペーンに賛同したドイツの有名チューナーが、毎年個性的なポリスカーを製作している。

今年はACシュニッツァーが、最大出力544hpのツインモーターを搭載するBMW i4 M50をカスタマイズして、ポリスカー仕様に仕立てた。Hellaが手がけた警察車両向けのフラッシュライトシステムが装備された。イエローとブルーの車体ラッピングと「POLIZEI」のデカールによって、ポリスカー仕様に変身させている。

空力面に関しては、フロントにACシュニッツァーのフロントスポイラーエレメント、フロントスプリッターを装着した。リアには、ルーフスポイラー、カーボン製リアスポイラー、リアサイドウィングを装着。ボディサイドには、ACシュニッツァーのデザインパッケージを採用する。ACシュニッツァーの20インチアルミホイールとスプリングキットも装着している。