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ゼンリンのHDマップ、日産 アリア のプロパイロット2.0に採用

  • 《写真提供 アリア》
  • 《画像提供 ゼンリン》
  • 《写真提供 アリア》

ゼンリンは4月27日、同社の「3D高精度地図データ(HDマップ)」が日産自動車が販売するクロスオーバーEV(電気自動車)『アリア』の高速道路走行時の運転をサポートする運転支援技術「プロパイロット2.0」に採用されたと発表した。

ゼンリンの3D高精度地図データは、ダイナミックマップ基盤の3次元地図共通基盤データをベースに、ゼンリンが独自に収集・整備した情報を加えた地図データとなる。今回、3D高精度地図データを車両に搭載されたカメラ、センサーと組み合わせて使用することで、車両の周囲360度の情報と道路上の正確な位置を高い精度で把握できるとしている。

また、ゼンリンは全国の充電スタンドに関する情報を収集しており、位置情報、コネクタタイプ、営業時間などの詳細な情報を整備して鮮度の高いデータを提供している。データはアリアのオーナー向けスマホコネクトアプリにも利用されており、バッテリー残量、消費電力などの情報を組合せ、EVに最適なルート探索機能を実現しする。

ゼンリンは今後も高度なモビリティ社会の到来を見据えて研究開発・用途開発を進め、正確で利用価値の高い地図情報、位置情報を整備・提供するとしている。