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VW パサートヴァリアント、新エンジン搭載でウインターテスト開始…「R」の噂も

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世界の各メーカーは、秋のニュルブルクリンク高速テストもほぼ終わり、2018-2019ウィンターテストに突入した。その第1弾となるVW『パサートヴァリアント』改良新型プロトタイプの情報が、Spyder7編集部に届いた。

パサートヴァリアントは、フォルクスワーゲンの欧州Dセグメントセダン『パサート』の派生ワゴンだ。捉えた開発車両は、6月にスクープしたセダン同様のカモフラージュが施されており、新グラフィックのLEDテールライトデザインや、現行モデルと異なるスポーティなコーナーエアインテークやグリルの形状が見てとれる。同ブランドのフラッグシップ・スポーツセダン、『アルテオン』にインスパイアされたフロントエンドが予想されている。

パワートレインの注目は、1.4リットル直列4気筒TSIガソリンターボに変わる新開発の1.5リットルTSIガソリンターボエンジンで、最高出力の向上が見込まれる。また1.4リットル直列4気筒直噴ターボTSI+モーターの「GTE」はEV後続距離55kmが予想されるほか、最高出力300psを発揮する高性能モデル『パサートヴァリアントR』も噂されている。

キャビン内では、『トゥアレグ』新型で採用された15インチタッチスクリーン「Innovision Cockpit」の採用を期待したいが、今回の改良新型では見送られる可能性が高い。しかし、『ゴルフ』改良新型やアルテオンの最新インフォテインメントシステムが採用されるはずだ。

ワールドプレミアは、2019年内に行われるだろう。