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【マツダ ロードスター 改良新型】「人馬一体」の走りを高める新技術搭載… 価格は262万3500円から

  • 《写真提供 マツダ》
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マツダは、『ロードスター』、『ロードスターRF』を改良し、12月16日より予約受付を開始した。価格は262万3500円から392万2600円で1月中旬発売予定。また、2つの特別仕様車と1つの新機種も追加する。

今回の商品改良では、4代目ロードスターのコンセプト「人生を楽しもうー“Joy of the Moment, Joy of Life”」をさらに深めることを目指し、「人馬一体」の走りの楽しさをさらに高める新技術「キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)」をロードスター全モデルに導入。日常域でスムーズに動くロードスターのサスペンション構造を活かしながら、ハイスピードのコーナリングでもより一体感があり、より安定した旋回姿勢を実現する。

ロードスターのリアサスペンションは、ブレーキをかけることで車体を引き下げる「アンチリフト力」が発生する構造になっている。KPCでは、このサスペンションの特性を最大限に活かし、Gが強めにかかるようなコーナリングの際にリアの内輪側をわずかに制動することで、ロールを軽減しながら車体を引き下げて旋回姿勢をより安定させる。KPCによる重量増加は1グラムもない。

KPCは、後輪の左右の速度差から旋回状態をリアルタイムに検知し、これに応じてリニアに作動を強めて、自然な姿勢安定化の効果を発揮する。日常域ではこれまでと変わらない、ロードスターらしいリラックスした軽快な挙動を保ちつつ、ハードな走行になればなるほど、KPCによって車体の浮き上がりが軽減され、クルマが地面に吸い付くように安定しやすくなる。これによって接地感が高まり、これまでよりも幅広いドライビングシーンにて、ロードスター本来のポテンシャルを最大限に活かした「人馬一体」の走りを体感できる。

このほか、今回の商品改良では、上質でエレガンスさを表現したプラチナクォーツメタリックをボディカラーに追加。今までのロードスターとは一味違う、大人の雰囲気を醸し出す。

特別仕様車「ロードスター990S」は、ロードスターの原点に立ち返り、「軽いことによる楽しさ」を追求したモデルだ。車両重量990kgの最軽量グレード「S」をベースに、レイズ社製鍛造16インチアルミホイールを採用することで約3.2kgの軽量化を図り、バネ下重量を低減。軽さを活かしたシャシーと、ダンパー、コイルスプリング、電動パワーステアリング、エンジン制御などの専用セッティングで、より軽やかで気持ちの良い人馬一体感を提供する。6MTのみで価格は289万3000円。

特別仕様車「ネイビー・トップ」は、品のあるダークブルー幌と黒革内装を組み合わせたモデル。クールで都会的なエクステリアを演出する。価格は6MTが319万1100円、6ATが330万6600円。販売期間は2021年12月16日から2022年5月31日まで。

ロードスターRFの新機種「RF VS テラコッタ セレクション」は、滑らかな触感で上質さが際立つナッパレザー内装のインテリアカラーに、鮮やかな新色「テラコッタ」を採用。リラックスする大人の休日をイメージした新機種となっている。価格は6MTが379万8300円、6ATが382万5800円。