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【レクサス UX】開発責任者「ハッチバックにも劣らない俊敏な走り」

  • 《撮影 小松哲也》
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トヨタ自動車は11月27日、レクサスブランドの新型SUV『UX』を発売した。チーフエンジニアを務める加古慈氏は「機能美を兼ね備えたデザインはUXの特徴のひとつであり、ハッチバックにも劣らない俊敏な走りをサポートしている」と語る。

そのエクステリアデザインに関して加古氏は「安心感のあるタフな力強さと俊敏な走りを同時に予感させるプロポーションを目指した」とした上で、「スピンドルグリルを起点とするボディに厚みを持たせた基本立体に対し、キャビンの中心からタイヤへと向かって前後のフェンダーが張り出すダイナミックな構成としている」と解説。

また「リアはスピンドルをテーマとした面取り造形とすることで、凝縮感とシャープさを強調。さらに左右ひとつなぎとなったウィング形状のリアコンビネーションランプを採用。このリアコンビネーションランプはレーシングカーのリアスポイラーの形状から着想を得て、両端を縦方向のフィン形状とすることで空力性能を併せ持つ」とも。

さらに「アーチホールも整流効果の高い形状に、17インチホイールは空気抵抗を抑えながら冷却性能を両立するなど機能美のデザインを実現した。これらの機能美を兼ね備えるデザインもUXの特徴のひとつであり、ハッチバックにも劣らない俊敏な走りをサポートしている」と強調した。

一方、走りについては「ドライバーの意志に対してレスポンスが良く、リニアなハンドリングにこだわり、この力強い外観からは想像もつかないアジャイルな走りを実現。LCから始まるレクサスらしいすっきりと奥深い走りを継承しながら、減速、旋回、加速がリズミカルにつながるライントレース性の高い気持ちの良い走り目指した」と語る。

具体的には「低重心、高剛性の新しいGA-Cプラットフォームを採用したほか、レーザースクリューウェルデング、構造用接着剤、バックドア開口部の環状構造に加えて、ボディのねじり剛性も高めている。またアルミや樹脂のボディパネルの採用により軽量化を実現し、合わせて低重心化も追求した」という。

パワートレインは直列4気筒2リットル直噴ガソリンエンジンと、2リットル直噴エンジンとの組み合わせによるハイブリッドシステムの2つのユニットが設定されている。

このうちガソリンエンジンモデルは「世界トップレベルの熱効率を目指し、レーザークラッドバルブシートの採用によりタンブル流と吸気流量を強化し、高速燃焼を実現。さらにピストンの側面にレーザーでクロスハッチ状の細かい溝をつけ保油性を向上させる世界初の技術や、そのほかにもレースエンジンの技術を採用、高回転化により高い出力を得ることができた」という。ちなみに最高出力は174馬力、最大トルク209Nmとなっている。

一方のハイブリッドは「モーターによるアシストとエンジン回転数を最適化し、気持ちの良い加速フィーリングを追求した。今回初採用の『先読みエコドライブ』はバッテリーの充放電や日々の運転行動、渋滞情報、坂道などの地図情報に基づいた最適制御により、優れた燃費性能を実現する」とのことだ。

レクサスUXの価格は390万~535万円で、すでに計画比で6倍となる5500台の事前受注を得ているという。