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“思い出作り”に出かけるルートを提案…『GOODS DRIVE』アプリ開始 日産

  • 《写真撮影 関口敬文》
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日産自動車は12月9日、『取り寄せるより、取りに行こう。GOODS DRIVE』(以下、GOODS DRIVE)と名付けられた、おでかけルートを提案するウェブアプリのサービスを開始した。

GOODS DRIVEは、アプリ内に表示される全国各地の銘品を選ぶと、その銘品を購入するためのドライブルートを生成するだけでなく、その道中に寄り道出来るようなレジャー施設や絶景スポット、レストラン、宿泊施設など、『食・買・遊・学・泊』がすべて揃った情報提案型ウェブアプリになっている。

現在アプリで選べる全国の銘品は、約30品目。家具や器、コーヒー、パンなど、様々な製品が提案されるが、コロナ禍における『地域経済の活性化』にも寄与したいという思いから、伝統工芸品やご当地の特産物など、地域に根差した商品や店舗が選ばれている。

また、おでかけ先のルート作成にあたっては、JTBパブリッシングの観光情報データベース『るるぶDATA』に収録されている物件から、家族にとっての最高の思い出づくりができる観光スポットをセレクトされているとのこと。本サービスを通して、普段の買い物が思い出になる、新しいおでかけのかたちを提案するとしている。

今回GOODS DRIVEのサービス開始を記念し、特別仕様車、日産『セレナ 思い出Unlimited Edition』(限定1台)を期間限定にて販売する。この特別仕様車は、11月24日に発売した「セレナXVエアロ」(e-POWERもしくはスマートシンプルハイブリッドを選択可能)に、GOODS DRIVEに掲載している約30品を上限50万円まで無料で手に入れられるチケットや、JTBナイスギフト(商品券)20万円分が付帯。さらに、セレナ XVエアロにはワンタッチで後席のウインドウガラスを遮蔽できる、業界初の後付けフィルムタイプの新商品『電子シェード』も装着されている。最新のセレナに、家族にうれしいアイテムがセットになった、思い出を欲張れる特別な1台となっている。

GOODS DRIVEのリリースに先立ち、12月8日には、メディア取材会が日産グローバル本社ギャラリー(横浜市)にて開催された。取材会では、日産自動車日本マーケティング本部の丸地隆史チーフマーケティングマネージャーがGOODS DRIVEについて、そして日産セレナXVエアロについて説明した。

まず日産セレナ XVエアロの位置づけについて語った。「セレナにはノーマル、ハイウェイスターとグレードが大別して2系統あるが、ハイウェイスターはエクステリアが少し攻撃的なイメージがあり、女性からは敬遠されがちだ。そこで、ノーマルグレードにエアロパーツをつけて、ハイウェイスターまで押し出し感を強くせず、女性にも気に入ってもらえるようなデザインのグレードを設定した」と述べた。

そしてGOODS DRIVEについて、「今回全国から約30カ所の名産品や、特産品などをピックアップしている。これにより、商品を販売されている所に行ってみたいなと思って、その過程であるドライブを楽しんでもらうとを考えた。全国の名産品、特産品を選んでいるのは、地域経済の活性化にも寄与したい。思い出づくりの提案のひとつとして、アプリ側で特定の地域を取り上げれば、地域内でここに行きたい、あそこにも行きたいと計画を立てることもあるはずだ。

セレナは1991年に発売され、発売以来、家族の思い出作りを非常に大事にしてきたクルマだ。しかし昨今、コロナ禍ということもあって、なかなかおでかけができないという事態になってしまっている。

今年9月に、3歳から小学生の子供を持つ全国の男女600名を対象に『家族の思い出調査』を行ったところ、コロナ禍で家族のお出かけが減り、約7割の人が家族の思い出も減ったと答え、スマホの家族写真は平均で4割近くも減少したという結果も出ている。

そこで、公共交通機関に比べてセーフティな移動手段であるクルマを使って、なにかできないかということで、10月から『思い出を、よくばろう。』という新しいテーマのもと、お出かけの提案をホームページ上で行ってきた。そんななか、もっと家族でお出かけを楽しんでもらいたいという思いから、GOODS DRIVEのサービス提供をスタートすることにした」と語った。

なおGOODS DRIVEに掲載されている商品については、アプリから購入や予約はできない。GOODS DRIVEはあくまでもこの地域にこういった商品が販売されているというデータベースだ。

日本マーケティング本部の丸地隆史チーフマーケティングマネージャーはGOODS DRIVEの開発のきっかけについて、やはりコロナ禍というのは大きいという。リリースタイミングについても、『思い出を、よくばろう。』というプロモーションはしているが、緊急事態宣言など、なかなかタイミング的には難しい局面が続いていた。

「セレナは元々、『思い出』や『家族が中心』のクルマなので、セレナで思い出作りをするタイミングをずっと待っていた。そして昨今、コロナの影響が少し落ち着いてきたことで、やっと発表することができたという感じだ。クルマは比較的密にならない安心感があるので、クルマに乗って出かけて欲しいという考えがあった。10月からリリースしていた、思い出のライフスタイルカタログの延長線を考えた。ライフスタイルカタログでは密を避けるようなお出かけを7つ紹介した。取り寄せではなく、実際に現地に行ってみようと提案して、家族の皆さんでプランニングするという、背中のひと押しを企画した。地域社会の活性化にも非常にいいだろうと考えた」

GOODS DRIVEが提案するおでかけルートは、全国どこにいても提案してくれるのか。日本マーケティング本部ブランド&メディア戦略部の鈴木典子さんは「ユーザーがどこにいても、各エリアの特産品とか名産品みたいなものを選び、地域に根付いた商品をピックアップしてくれる。そのショップについてのデータなどは、JTBパブリッシングに協力してもらい、観光のデータなどを使っている」と語った。

今後のGOODS DRIVEの機能拡張については「今すぐにとは考えていないが、ユーザーのご意見や反響を見ながら、進めていきたい」と前向きな回答だった。