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BMWの高性能ブランド、M専用のSUV『XM』が登場

  • 《photo by BMW》
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BMWは11月30日、米国フロリダ州で開催される「アート・バーゼル・マイアミ」に合わせて、BMW『コンセプトXM』 (BMW Concept XM)を発表した。2022年に市販予定の『XM』のプレビューモデルだ。

◆新開発のPHVシステム「Mハイブリッド」
BMWコンセプトXMは、2022年内にBMWグループの米国スパルタンバーグ工場で生産を開始するBMW『XM』のプレビューモデルだ。創立50周年を迎えるBMWMは、伝説的なBMW『M1』に続くM専用モデルとして、XMを投入する。BMW XMは、プラグインハイブリッド(PHV)のみ、Mモデルとしてのみ、販売される予定だ。

コンセプトXMには、新開発のPHVシステムの「Mハイブリッド」を搭載する。V8エンジンに高性能な電気モーターを組み合わせて、最大出力750hp、最大トルク102kgmを引き出す。EVモードでは、最大80kmのゼロエミッション走行を可能にしている。

左前輪の後方に充電フラップを設けた。リアパンパーには、BMW Mモデルらしいツインテールパイプを装着する。このツインテールパイプのエキゾーストシステムは、V8エンジンの背圧を低減し、エンジンの回転上昇に伴って、エモーショナルなMサウンドを発生するという。

◆BMWの新しいフロントデザインを提示
コンセプトXMでは、BMWのラグジュアリークラスのモデル向けに、新しいプログレッシブなフロントデザインを提示した。この新しいデザイン言語は、ラグジュアリーセグメントにおけるBMWの新車攻勢の一部として、2022年に初登場する予定だ。

ヘッドライトは2つの別々のモジュールに分割された。スリムなデイタイムランニングライトが配される。水平基調のキドニーグリルは、ヘッドライトの間に大胆に配置され、外側に向かって先端が細くなっている。フロントのダイナミックな特徴を強調する八角形の輪郭を形成するという。

ブラックのキドニーグリルトリムが、グロスブラックのグリル内部と組み合わせられた。グリル内には、Mスタイルのダブルバーをあしらう。キドニーグリルには照明機能が付いており、夜間でもすぐに認識できるようにした。キドニーグリルのXMロゴと大型エアインテークは、電気モーターと連携してMハイブリッドシステムを構成するV8エンジンのパワーを示唆している。

スリムなLEDサーチライトが、Aピラーの上のルーフに組み込まれた。大胆に彫刻されたボンネットには、2つのパワードームを配置する。ボンネットのエアインテークは、ルーフのLEDサーチライトと共通イメージとし、ダイナミックな雰囲気を演出しているという。三角形のボディ同色ブレードが装備された。サイドウィンドウは、後方に向けて狭くなっている。

ツートンカラーの塗装仕上げは、上側がマットゴールドブロンズ、下側がスペースグレイのメタリックシェード。サイドウィンドウ下のグロスブラックのストライプが、2つのボディカラーを分離している。L字型のスリムなテールライトは、車両の側面まで回り込む。足元には23インチのアルミホイールを装着した。リアウィンドウの左右には、BMWのエンブレムを配置した。これは、BMW M1へのオマージュという。

◆M専用のBMWカーブドディスプレイ
インテリアは、ドライバーに焦点を合わせたコックピットデザインの新解釈を提示する。インストルメントパネル、センターコンソール、ドアトリム、シートには、高品質な素材が用いられた。ブラウンのヴィンテージ風のレザー、銅、カーボンファイバーなどがあしらわれた。大胆なトリムが、ドライバーエリアと他の領域を明確に分けている。

コックピットでは、カーボン製トリムが、ディスプレイ、通気ダクト、制御/操作システムに配された。その上には、新しい「BMWカーブドディスプレイ」をレイアウトする。ステアリングホイールとセンターコンソールには、赤いアクセントを添えた。

後席は、「Mラウンジ」がテーマだ。大型のベンチシートや照明付きのヘッドライナーが、リラックスできる居心地の良い空間を追求する。ヘッドレストのダイヤモンド型の部分は、レザーでトリミングされている。

最新世代のBMW「iDrive」をベースに、M専用のユーザーインターフェイスを備えたBMWカーブドディスプレイを採用する。ディスプレイには、PHVシステムのモードやEVモードを表示する、としている。