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ベントレー最強、659馬力のコンチネンタルGTスピード新型…ゲーム『Real Racing 3』に収録

  • 《photo by Bentley》
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ベントレーは11月17日、エレクトロニック・アーツ (EA)社のゲーム『Real Racing 3』が最新アップデートを行い、新型『コンチネンタルGTスピード』(Bentley Continental GT Speed)が収録された、と発表した。

◆世界の有名サーキットでバーチャルなドライビングスキルを同時に競う
『Real Racing 3』は、カーレースゲームで、世界中のプレイヤーが40の有名サーキットにおいて、バーチャルなドライビングスキルを同時に競い合う。マルチプレイヤーのモバイルゲームは、5億回以上ダウンロードされている。緻密に描かれた車両やビジュアルが特長という。

『Real Racing 3』は、オーストラリアに拠点を置くファイアーモンキーズスタジオによって2013年に発売され、エレクトロニック・アーツが全世界に展開した。それ以来、100か国で130億回以上のレースが行われており、現在は1日に1000万回以上のレースが行われている。アプリは、「iOS」や「Android」、Amazonのデバイスでダウンロードできる。

このゲームに新型コンチネンタルGTスピードが収録された。これに合わせて開催される1週間の期間限定イベントでは、プレイヤーは一連のレースチャレンジに参加して、新型コンチネンタルGTスピードをバーチャルに獲得することができる。

7日間のゲーム内チャレンジは、11月16日から始まり、『Real Racing 3』のファンは新型コンチネンタルGTスピードを手に入れて、世界のライバルたちと競い合うチャンスを得ることが可能。また、イベント後は、誰でもゲーム内のストアから新型コンチネンタルGTスピードを購入して、レースに参加することができるようになる。

◆実車は0-100km/h加速3.6秒で最高速335km/h
新型コンチネンタルGTスピードには、6.0リッターW12 気筒ツインターボ「TSI」エンジンの改良版を搭載し、最大出力は従来型のW12モデルを24ps上回る659psを獲得した。最大トルクは91.8kgmを維持している。0~100km/h加速は3.6秒(コンバーチブルは3.7秒)で駆け抜け、最高速は335km/hに到達する。

スポーツモードでは、8速デュアルクラッチトランスミッションのシフトアップのタイミングを遅らせ、シフトダウンを早めることにより、W12ツインターボエンジンがパワーバンドに長く留まるようチューニングされている。

さらに、スポーツモードではスタンダードなW12モデルと比べて、8速デュアルクラッチトランスミッションが2倍の速さで変速する。始動時とシフトダウン時のエキゾースト特性も強化された。

◆ベントレー初の「eLSD」を導入
新型コンチネンタルGTスピードには、eLSDがベントレーで初めて導入された。このeLSDは、トラクションコントロールやアクティブシャシーシステムとの連携を考慮して施されたチューニングによって、左右方向の許容範囲の拡大、前後方向の安定性の向上、アクセルオン時の調整の強化を追求し、悪路ではトラクション性能を高めることを狙った。

ベントレーモードとコンフォートモードでは、eLSDによってトラクションが向上する。スポーツモードでは、アクセルオン/オフ時の調整をバランスさせ、ターンインのレスポンスを改善させ、直進性を向上させるようにeLSDをチューニングしている。

また、スポーツモードでは、トラクションマネジメントシステムがさらに大きなトルクをリアアクスルに配分するため、アクセルオン操作でコーナリングラインを、より確実にトレースできるようになるという。

◆ドリフト走行を支援するテクノロジー
新型コンチネンタルGTスピードには、ドリフト走行を支援するテクノロジーを搭載している。新設計の「エレクトロニック・オールホイール・ステアリング」によって、ドライブモードを「ベントレー」や「コンフォート」にした時の動的性能を追求した。「スポーツ」モードでは、「ベントレーダイナミックライド」と「eLSD」を、ステアリングに連動させることができる。

低中速走行での旋回時には、前輪と逆位相に後輪が操舵されて、回頭性が高まる。クイックレシオ化も図られた。一方、高速走行時は後輪が前輪と同位相に操舵され、安定性が向上するという。

「アクティブAWD」も搭載された。すべてのドライブモードで、トラクション制御とトルク配分が見直され、スタンタードモデルの『コンチネンタルGT』とは異なるキャラクターに仕上げられているという。ベントレーモードとコンフォートモードでは、前後ホイールのグリップバランスを調整する。一方、スポーツモードでは、走行シーンを問わず、トルクがリア寄りに配分される、としている。