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マセラティ『グレカーレ』、80台のプロトタイプが「トライデント」形成…開発テストは日本でも

  • 《photo by Maserati》
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マセラティは11月16日、現在開発を進めている新型SUVの『グレカーレ』(Maserati Grecale)のティザー写真を公開した。ワールドプレミアは、2022年春を予定している。

グレカーレは、『レヴァンテ』に続くマセラティのSUV第2弾となる。マセラティのモデル名には風にちなむ車名が多い。1963年の『ミストラル』から始まり、『ギブリ』、『ボーラ』、『メラク』、『カムシン』が発表された。

そして2016年には、マセラティ初のSUVとなるレヴァンテが登場している。グレカーレにも、風の名前が冠された。地中海に吹く北東の風にちなんで、グレカーレと名付けられた。グレカーレは、マセラティのビジネスをさらに拡大する役割を担うという。

マセラティは今回、このグレカーレの新たなティザー写真を公開した。80台のプロトタイプ車両が、マセラティの巨大な「トライデント」を作り出した。その輪郭は100mを超えたという。

なお、グレカーレは現在、日本と米国、アラブ首長国連邦、中国、フィンランド、イタリアに、合計250台以上のプロトタイプ車両が持ち込まれ、開発テストが進められている。