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ポルシェ718最上位モデル『ケイマンGT4 RS』予約受注開始…レーシングカーと同じ形状のリアウイングを装備

  • 《写真提供 ポルシェジャパン》
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ポルシェジャパンは、718モデルレンジのトップモデル『718ケイマンGT4 RS』の予約受注を11月17日より開始した。

◆4.0リットル水平対向6気筒自然吸気エンジンを搭載

718ケイマンGT4 RSは、『911 GT3カップ』や『911 GT3』と同様、4.0リットル水平対向6気筒自然吸気エンジンをミッドシップに搭載。最高出力は『718ケイマンGT4』を80ps上回る500ps、最大トルクは20Nmアップの450Nmを発生する。

また、CFRP製のボンネットやフロントフェンダー、軽量なカーペット、ガラス製リアウインドウ、ドアパネルの採用、断熱材の削減などで軽量化を実現している。車両重量は718ケイマンGT4のPDK仕様車より35kg軽い1415kgで、パワーウエイトレシオは2.83kg/PS。スポーティなローレシオPDKとの組み合わせで、0-100km/h加速はGT4のPDK仕様車を0.5秒短縮する3.4秒、最高速度は13km/h上回る315km/hに達する。

◆『911 RSR』と同じ形状のリアウイングを装備

運転席側および助手席側ウインドウの後方には、プロセスエアインテークを装備。吸気の流れを改善しながら乗員の耳のすぐ横でスリリングなインテークサウンドを生み出す。リアホイール前部の特徴的なエアインテークも維持され、エンジンの冷却に使用される。

また、新しい固定式リアウイングのスワンネック式アタッチメントやアルミニウム製ウイングサポートを採用。WECやIMSAで活躍するGTレーシングカー、『911 RSR』と同じ形状のリアウイングを装備する。

◆GT4よりも約25%大きなダウンフォースを発生

718ケイマンに比べて30mm低い車高、フロントホイールアーチの目立つベント、空力的に最適化されたアンダーボディパネル、マルチ調節式フロントディフューザー、新しいフローアラウンドサイドブレード付フロントスポイラーリップを組み合わせ、GT4よりも約25%(パフォーマンスモード使用時)大きなダウンフォースを発生する。

シャシーの最適化も性能の向上に貢献。ボールジョイントがシャシーをボディにしっかりと固定してより精確でダイレクトなハンドリングを実現。サーキット対応の調整可能なシャシーはRS専用のショックアブソーバーのセットアップを備え、スプリングとスタビライザーのレートが変更されている。

ダイナミックなデザインをさらに引き立てる「ヴァイザッハパッケージ」もオプションで用意。フロントラゲッジコンパートメントリッド、プロセスエアインテーク、クーリングエアインテーク、エアボックスカバー、エクステリアミラーアッパートリム、およびリアウイングがカーボン織目模様仕上げとなる。さらにチタン製のテールパイプやロールケージを採用。ダッシュボード上部はRace-Tex素材で装飾され、大きな“Porsche"ロゴがリアウインドウに組み込まれる。

価格は1843万円。ハンドルは左右設定あり。