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シボレー カマロ 現行、国内ユーザーの7割がGM未経験者だった!

  • 《撮影 小松哲也》
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日本で2017年11月から販売が開始された6世代目のシボレー『カマロ』ユーザーの実に7割が、それまでGM車に乗ったことがなかったことが、ゼネラルモーターズ・ジャパンが11月22日に都内で開かれた改良新型カマロの発表会で明かされた。

ゼネラルモーターズ・ジャパンの若松格社長は「現行カマロをご購入頂いたお客様のデータを分析すると非常に興味深いものが出てきた。50年以上の歴史を誇るカマロなので、私たちは当初、これまでGM車を乗ってきてご愛顧頂いたお客様、カマロを乗ってきたお客様が代替えするという仮説を立てていたが、実は7割を超えるお客様が今までGM車に乗ったことがない、カマロにももちろん乗ったことがないといった方だった。私達にとってはうれしい誤算だった」と述べた。

さらに「新規の7割のお客様を年齢別にみると、なんと20代のお客様が一番多かった。若者のクルマ離れと言われているが、そうした中でカマロに乗りたいという若い世代が、これほど多くいることは、アメリカ車の文化振興を目指している私たちにとっても、本当に大きな励みになる」とも明かした。

ちなみにカマロの新規ユーザーの世代別割合は、20歳代が28%と最も多く、次いで40歳代の22%、50歳代21%の順になっているという。

現行カマロは直列4気筒ターボエンジンモデルが設定されているのも特徴だが、若松社長自身も「カマロというと、やはりV8エンジンが象徴的で、第6世代カマロを発表するにあたり、2リットルエンジンではどうだろうかと私たちもちょっと不安を持っていた」とのことだったようだが、実施にフタを開けてみると「ダウンサイジングの時代の流れに沿って、約6割の方に2リットルエンジンを選んで頂いた」ことも披露された。

この日に発表されたカマロの改良新型は、フロントとリアのデザインを一新したのが特徴で、価格は529万2000~680万4000円となっている。若松社長は「より洗練されたエクステリアを採用した」と述べていた。