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【BMW iX】航続は650km、次世代EV日本上陸…価格は981万円より

  • 《写真提供 ビー・エム・ダブリュー》
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ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、満充電で650km(iX xDrive40は450km)の長距離走行を実現したSUVベースの次世代電気自動車(EV)『iX』を11月4日より発売した。

iXは、前輪および後輪を駆動する各1つの電気モーターを持つ4輪駆動モデル。価格は「iX xDrive50」が1116万円、「iX xDrive40」が981万円。

◆航続距離650kmを実現する4輪駆動EV

iX xDrive50は、最高出力190kW/最大トルク365Nmを発揮する前輪の電気モーターと、最高出力230kW/最大トルク400Nmを発揮する後輪の電気モーターを組み合わせ、システムトータルで最高出力385kW/最大トルク765Nmを発揮。リチウムイオン電池容量は303Ahで、一充電走行距離は650km、交流電力量消費率は190Wh/kmだ。

iX xDrive40は前輪が最高出力190kW/最大トルク290Nm、後輪は最高出力200kW/最大トルク340Nmの電気モーターを搭載し、システムトータルでの最高出力は240kW/最大トルクは630Nm。リチウムイオン電池容量は232Ahで、一充電走行距離は450km、交流電力量消費率は183Wh/kmだ。

また、最新の充電テクノロジーを採用。対応する急速充電器では最大150kW、自宅や公共の普通充電の設備では最大11kWでの充電ができる。150kWの急速充電利用時は40分以内で約80%までの充電が完了し、約500kmの長距離走行が可能。10分の急速充電で約100km航続可能距離を伸ばすこともできる。また普通充電では、一晩(約7時間)で0から100%の状態まで充電できる。

◆iX xDrive50は4輪アダプティブエアサスペンションを標準装備

iX xDrive50は、前後輪ともにアダプティブエアサスペンションを標準装備。走行状態に合わせ、常に最良の車両地上高を保ち、優れた乗り心地や敏捷性、安定性に貢献している。任意のモードへの切り替えも可能。スポーツモードではダンパーを固くし、車高を下げることで、スポーツ走行に適した特性にできるほか、スイッチにより、高(+20mm)、低(-10mm)を、任意に設定できる。

また、六角形の前後輪統合制御ステアリングシステム「インテグレイテッド アクティブステアリング」を標準装備。走行状況に応じて、後輪を積極的に操舵させることで、街中での取り回しや走行性能を高めるとともに、旋回時の安定性を高め、後席の乗り心地を向上させる。低速域では後輪を最大3.2°前輪と逆方向に操舵することで、車両の回頭性を高め、狭いスペースへの駐車や細い道でのUターン等がスムーズとなる。逆に高速域では後輪を最大2°前輪と同方向に操舵することで、ワインディングでは安定したターンインを、高速ではスムーズなレーンチェンジを実現する。

◆次世代EVを表現したシャープなデザイン

ボディサイズは全長4955×全幅1965×全高1695mm、ホイールベースは3000mm。フロントデザインではキドニーグリルを大型化し、キャラクターを強調しつつ、BMWラインアップの中で最もスリムなヘッドライトを採用することで、次世代のイメージを彷彿とさせている。

リヤデザインでは、ヘッドライト同様に薄くシャープなリヤライトを採用しデザインの一体感を表現しつつ、エアロダイナミクスを追求したディフューザーや、リヤトレッドをワイドにすることで、存在感を表している。

インテリアでは、BMWモデルとしては初めて、メーターパネルとコントロールディスプレイを一体化させ、デザインを際立たせているとともに、湾曲したカーブドディスプレイとすることで、操作性、視認性を高めている。多くのボダン類を廃止し、送風口をスリム化。運転席回りをすっきりとさせつつ、iDriveコントローラーを他モデル同様に装備することで優れた操作性を実現している。また、六角形のステアリングホイールをBMWモデルとして初採用するなど革新性も表現。

ヘッドレスト一体型シートの採用、大人5名乗車でもゆったりとした室内空間など、リラックスした空間を提供している。さらには、ファーストクラスパッケージをオプション装備。電動シートの調整スイッチ、スタート/ストップ・ボタン、iDriveコントローラー等はクリスタル製となり、未来感溢れる演出も可能だ。

また、ヒートコンフォートパッケージを標準装備。従来のエアコンによる温風や、シート(フロント・リヤ) およびステアリングヒーターに加え、センターコンソール、フロント/リヤドアパネル、ダッシュボード下部の表面が加熱される表面加熱技術により、冬季の運転でも、車室内を暖かなラウンジのような心地良い空間とすることができる。

◆無音のEVにサウンド付加、映画音楽の巨匠が作曲

アイコニックサウンドエレクトリックは、基本的に「無音」のEVに、オリジナルサウンドによる走行感覚を付加する。作曲は映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」で知られる映画音楽作曲家のハンス・ジマー氏が担当。モード設定で「スポーツ」を選択するとサウンドを強調、「パーソナル」を選択すると音響の全体バランスを重視、 「エフィシエント」を選択するとサウンドオフとすることができる。

安全機能・運転支援システムは最先端の「ドライビングアシストプロフェッショナル」を採用。運転支援システムを標準装備している。アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)をはじめ、レーンチェンジウォーニング(車線変更警告システム)、レーンディパーチャーウォーニング(車線逸脱警告システム)などを標準装備する。

さらに、総合テレマティクスサービス「BMWコネクテッドドライブ」や、AI技術を活用した「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」を搭載する他、音声サービス「Amazon Alexa」にも対応。次世代EVにふさわしい最新技術を搭載している。