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レクサスNX 新型、パイオニアの高性能サウンドシステムを標準装備

  • 《写真撮影 中野英幸》
  • 《写真提供 トヨタ自動車》
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  • 《写真撮影 中野英幸》

パイオニアは10月8日、同社のサウンドシステムがレクサスのクロスオーバーSUV新型『NX』に標準装着される「レクサスプレミアムサウンドシステム」として採用されたと発表した。

サウンドシステムは、レクサスで初となる高効率バスレフ構造を採用したリアスピーカーや、ボディ骨格を活用したサブウーファーを含む10個のスピーカー、高音質技術と最新デジタル信号処理技術を搭載した8チャンネルフルデジタルアンプで構成する。

高効率バスレフスピーカーは、車室内の音響解析に基づいてリアドアの上部に中高域スピーカー、リアドア下部に低域の出口であるダクトを配置した。5.5cm小口径スピーカーながら16cmフルレンジスピーカー相当の低域再生、16cmフルレンジスピーカー以上の高域再生が可能。

また、ボックスサブウーファーは、バックドア付近にボディ骨格の空洞となっている部分(ロアバック)をボックス容積として活用するなど、レクサスNXの車両構造を活用する。この構造によって大容量ボックスと同じような重低音再生を実現しながら、従来圧迫していた荷室スペースを確保した。

新開発8チャンネルフルデジタルClass-Dアンプは、小型軽量化や省電力化を実現しながら、CD音源よりも高音質なハイレゾ音源再生にも対応する。独自の最新音響解析技術を用いた音響チューニングを施すことで、広がりのあるステージ、クリアな中高音、重厚でキレのある低音を創出するとしている。