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【ジープ コンパス 改良新型】内外装デザインを刷新、安全・快適機能も強化…価格は346万円から

  • 《写真提供 FCAジャパン》
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FCAジャパンは、ジープのコンパクトSUV『コンパス』(Jeep Compass)をマイナーチェンジ、内外装のデザインを変更するとともに、安全・快適装備を充実させ、6月26日より発売する。価格は346万円から435万円。

2012年に誕生したコンパスは、ジープ伝統の高いオフロード性能と都市部にも溶け込むスタイリッシュなデザインにより独自のポジションを獲得。2017年には2代目へと進化し、SUVとしての機能や快適性、安全性を高めた。今回のマイナーチェンジでは、定評ある走破性はそのままに内外装を刷新。特に内装はデザインを全面的に見直すとともに、インフォテインメントシステムや安全機能を大幅に充実させた。ラインアップは従来同様、「スポーツ」、「ロンジチュード」、「リミテッド」の3グレードを設定する。

◆フルLEDヘッドライトを全車標準装備

エクステリアはフロントとリアを中心にデザインを刷新。ジープを象徴するセブンスロットグリルの下には、車幅一杯に広がる直線的な開口部を設けた。ヘッドライトは従来のキセノン式に比べて約2倍の明るさを誇るフルLEDヘッドライトを全車標準装備。デイタイムランニングライトを内蔵し、被視認性を高めるとともに、精悍な佇まいを演出する。リアもLEDライトを採用。リアコンビネーションランプやバンパーガーニッシュの意匠を見直し、フロントに共通するデザインとした。

◆インテリアデザインを刷新、最新車載インフォテインメントシステムを搭載

インテリアは横方向にシームレスなデザインを採用し、インストルメントパネルをはじめ、センターディスプレイ、センターコンソール、ドアパネルまでを一新。開放感ある上質な車内空間を実現している。

ダッシュボード中央のセンターディスプレイには、第5世代の車載インフォテインメントシステム「Uconnect 5」を搭載した10.1インチ(スポーツは8.4インチ)の大型タッチスクリーンを採用。優れた視認性と直感的な操作性を実現している。また最新プロセッサの採用により処理速度を大幅に向上。Apple CarPlayやAndroid Autoをより快適に使用できる。メータークラスターには、フルカラー10.25インチマルチビューディスプレイ(スポーツは7インチ)を採用。運転に関連する様々な情報を表示する。

◆安全・快適機能を全グレードで強化

安全・快適機能も最新のシステムへとアップデート。前面衝突警報や歩行者・サイクリスト検知機能付衝突被害軽減ブレーキ、ブラインドスポットモニターを新たに装備した。さらに従来の車線逸脱警報に加え、ジープ初となるアクティブレーンマネジメントシステムを全グレードに標準設定。ステアリングを自動補正し、死角にいる併走車との衝突回避を図る。

エントリーグレードのスポーツは、オートヘッドライトやリアディープティンテッドガラス、ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクション、Parkviewリアバックアップカメラを標準装備。安全・快適機能を底上げしながら、従来モデルとの価格差は10万円に抑えている。

ロンジチュードとリミテッドには、フロントカメラが道路標識を読み取り、必要に応じてドライバーに通告するトラフィックサインレコグニション、自動的に法定速度を認知し走行速度を制御するインテリジェントスピードアシスト、信号待ちなどでブレーキペダルから足を離しても停止状態を維持するオートブレーキホールドを装備する。

最上位グレードのリミテッドは、さらにサラウンドビューカメラや、注意力低下や無反応を検知して警報を発するドライバーアテンションアラートも搭載。さらにジープブランドでは初搭載となる、ヒーテッドステアリングホイールやハンズフリーパワーリフトゲート、ヒルディセントコントロールも備え、快適性や機能性が向上させた。

ロンジチュードとリミテッドの従来モデルとの価格差はそれぞれ、2万円、1万円に抑えている。