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メルセデスAMG GT 4ドアクーペに「Eパフォーマンス」、F1譲りの電動化技術搭載へ…プロトタイプの写真

  • 《photo by Mercedes-Benz》
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メルセデスベンツの高性能車部門のメルセデスAMGは3月2日、メルセデスAMG『GT 4ドアクーペ』シリーズの新モデルに、新たな電動化技術「Eパフォーマンス」を搭載すると発表した。

◆現時点で最高峰の「63 S」は4.0リットルV8ツインターボで639hp

現時点でシリーズの頂点に位置するのが、メルセデスAMG 『GT 63 S 4MATIC+ 4ドアクーペ』だ。同車のパワートレインは、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを、2個のターボで過給したユニット。スポーツカーの『メルセデスAMG GT』譲りのこのエンジンは、最大出力が639hp/5500~6500rpm、最大トルクが91.8kgm/2500~4500rpmへ引き上げられる。

トランスミッションは、9速の「AMGスピードシフトMCT 9G」。駆動方式は4WDで、AMGパフォーマンス仕様の4MATIC+となり、駆動トルクの可変配分が可能だ。メルセデスAMG GT 4ドアクーペの63S 4MATIC+は、0~100km/h加速3.2秒、最高速315km/hの優れた動力性能を実現した。

マルチチャンバーを備えた「AMG RIDE CONTROL+ エアサスペンション」を標準装備した。コーナリング時やブレーキング時には、硬いスプリングレートに瞬時に切り替えることで、高い安定性と俊敏なハンドリングを実現する。さらに、走行状況に合わせて四輪それぞれを電子制御する連続可変ダンピングシステムを採用した。また、ボタンを押すことで車高を上げ、駐車場のスロープなどを通過する際に配慮している。

◆AMGリアアクスルステアリング

「AMGリアアクスルステアリング」を採用する。このシステムは、アジリティと安定性の両立をさらに進化させることにより、AMG GT 4ドアクーペのダイナミズムと走行安全性を強化する。

速度が100km/h以下では、電動アクチュエーターモーターの働きでリアホイールをフロントホイールとは逆方向に最大1.3度操舵する。これによりコーナー進入時のアジリティが大幅に高まるほか、日常の走行シーンでは回転半径が小さくなるため、車両が扱いやすくなる。

速度が100km/hを超えると、リアホイールをフロントホイールと同じ方向に最大0.5度操舵することで、走行安定性を大きく高める。同時に、方向を変える際、リアホイールに働く横Gの増加ペースが高まり、ステアリング操作に対するレスポンスが改善される。また、素早くステアリングを操作しても、通常のようにリアが外側に流れる傾向を見せず、優れたリアグリップと安定性が得られるという。

◆メルセデスAMG GT 4ドアクーペに電動ターボチャージャー搭載の可能性

メルセデスAMGは、メルセデスAMG GT 4ドアクーペシリーズの新モデルに、新たな電動化技術のEパフォーマンスを搭載する。この新モデルは、メルセデスAMG GT 63 S 4MATIC+ 4ドアクーペの上に位置する新たなフラッグシップに位置付けられると見られる。

Eパフォーマンスとは、メルセデスAMGのパフォーマンス指向の電動化テクノロジーを意味する。Eパフォーマンスのロゴの下で、パワフルで効率的なハイブリッドテクノロジーを開発する。Eパフォーマンスは、メルセデスAMG GT 4ドアクーペシリーズの新モデルをはじめ、新型ハイパーカーのメルセデスAMG『プロジェクトワン』など、将来の市販モデルに冠される。最新のメルセデスAMGペトロナスF1チームのF1マシンにも、メルセデス『AMG F1 W12 E パフォーマンス』と、Eパフォーマンスの名前が使用される。

メルセデスAMGは2012年から、メルセデスAMGペトロナスF1チームと協力してきた。それ以来、両者は多くのプロジェクト、とくにモータースポーツから市販車への技術移転の分野で緊密に協力してきた。

モータースポーツから市販車への技術移転の最新の例が、電動ターボチャージャーとなる。これは、F1の過酷な条件でのテストにも耐えており、まもなくメルセデスAMGの市販モデルに搭載される予定だ。メルセデスAMG GT 4ドアクーペシリーズの新モデルに、この電動ターボチャージャーが搭載される可能性が高い。

なおメルセデスAMGは、同車のプロトタイプの写真を公開した。メルセデスAMG GT 63 S 4MATIC+ 4ドアクーペと同じく、フロントフェンダーにはV8ツインターボを示す「V8 BITURBO」の文字が。その下に、「E PERFORMANCE」のロゴが確認できる。