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SUVらしさより強く、メルセデス最小SUVが進化…GLA200d 4MATIC[詳細画像]

  • 《写真撮影 柳田由人》
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スタイリッシュなデザインと、よりSUVらしさを手に入れたメルセデスベンツ『GLA』。ボンネットには、クローム仕上げで力強いデザインのアンダーガードと2本のパワードームを備え、SUVとしての存在感とパワーを表現。

ラジエーターグリル内は、メルセデスベンツのSUVに共通する特徴的なデザインのルーバーを装備している。ヘッドライトは、クーペのように上下方向に薄くシャープで抑揚の効いたデザインとなった。

サイドビューは、フロントフェンダーからリアフェンダー、リアコンビネーションランプへと回り込む面の張りが強調された力強いショルダー部と、リアにむかってなだらかに下降していくルーフラインに囲まれた上下方向にスリムなサイドウインドウが「スタイリッシュなSUV」の特徴を表現。

最低地上高は、約200mmと通常の乗用車より高くなっており、悪路走破性だけではなく街中でのちょっとした段差などにも気を遣わず運転することができる。

内装は、運転席と助手席の着座位置が従来型より97mm高くなり、広く快適な室内を実現。全方位の視認性が向上し運転しやすくなるとともに、乗降性も大幅に向上。レッグスペースは、標準状態で従来型より116mm広くなり前後方向のゆとりが大幅に向上している。

さらに、140mm調整が可能な60:40分割の前後スライド機構、7段階の角度調整ができるバックレスト、リアシートバックレストには40:20:40分割可倒式を採用した。また、足をリアバンパー下部に差し入れるだけで 開閉したりリモコンキーやテールゲートのボタンを押すことで開閉することができる「EASY-PACK自動開閉式テールゲート」を標準採用している。

ダッシュボードは、インストゥルメントクラスター上方のカウルを廃止。ワイドスクリーンディスプレイをダッシュボード上部に置くことで、より解放感と横方向のワイドさを強調するデザインに変更した。また、ダッシュボードの中央部と助手席前部の一部が切り取られているように凹んでいるデザインとなっているため、よりシンプルで室内空間の広さを強調している。

写真の「GLA200d 4MATIC」は、2リットル直列4気筒クリーンディーゼルターボエンジンを搭載。トランスミッションは新開発の8速デュアルクラッチトランスミッション「8G-DCT」で、最高出力150ps(110kW)、最大トルク320Nm。四輪駆動システム「4MATIC」は、ダイナミックセレクトのスイッチを操作することで、基本の前後トルク配分比を変化させることが可能。

最新の対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデスベンツユーザーエクスペリエンス)」の搭載や『Sクラス』と同等の安全運転支援システムの採用も目玉だ。