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BMW X5 新型にMパフォーマンスパーツ、スマホに運転データ表示も可能

BMWは10月25日、新型『X5』(BMW X5)に「Mパフォーマンスパーツ」を設定すると発表した。

Mパフォーマンスパーツは、BMWの純正用品の新シリーズ。BMWの子会社で『M3セダン』や『M4クーペ』などの開発・生産を手がけるM社が、BMW主力車のスポーツ性能を引き上げる目的で用意したアイテム群を指す。

すでに、『5シリーズ』、『6シリーズ』、『1シリーズ』やSUVなど、BMWの主力車種の多くに、Mパフォーマンスパーツが設定済み。今回、10月のパリモーターショー2018でワールドプレミアされたばかりの新型X5に、早くもMパフォーマンスパーツが設定された。

外観は、軽量なカーボンファイバー強化樹脂(CFRP)製の専用エアロパーツを開発。フロントバンパーのエアインテークトリムやウイングレット、リアバンパーのディフューザーやウイングレットなどがMパフォーマンスのデザイン。ブラックマット仕上げのMパフォーマンスサイドシルも設定。ドアミラーカバーも、カーボンファイバー製パーツに交換できる。

室内では、アルカンターラを使用したMパフォーマンスステアリングホイール、カーボンファイバー製パドルシフトレバー、ステンレス製ペダルなどを用意。メカニズム面では、赤いキャリパーが特徴のMパフォーマンスブレーキを設定。ホイールは20インチと22インチ。とくに22インチは、同サイズの一般的なホイールに対して、1本あたり約1kg軽量化した。

また、モータースポーツのノウハウを生かした「Mパフォーマンスドライブアナライザー」は、車両ダイナミクスデータの記録と評価を行うツール。ドライブアナライザーは、エンジンデータ、速度とピーク値、ギア、アクセルペダルとブレーキの操作状況、横方向の加速度など、さまざまな運転データを表示。Mパフォーマンスドライブアナライザー用アプリを使用して、結果をスマートフォンに表示できる。