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【メルセデスベンツ Eクラス 改良新型】デザイン、システムをアップデート、1.5LターボのE200スポーツ[詳細画像]

  • 《写真撮影 山内潤也》
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2016年の新型発表以来、初めての大幅改良となったメルセデスベンツ『Eクラス』。新世代ステアリングホイールを初採用、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」や安全運転支援システムを最新のシステムにアップデート、快適性をさらに向上しデザインを一新した。

エクステリアは、シャープでダイナミックな印象に一新。AMGラインエクステリアが標準装備となりスポーティな仕上がりになっている。グリルはクローム仕上げのダイヤモンドグリルを、ヘッドライトは上下方向に薄くわずかに切れ上がるデザインを採用。バンパー下部左右には2本のフィンが配置され、シャープでダイナミックな印象を強めている。

リアコンビネーションランプは従来の縦型デザインから、横に長い2分割型を採用。ワイドさとダイナミックさを強調するデザインとし、イメージを大きく変えている。

内装は、クオリティの高さとモダンさがさらに向上。ステアリングホイールは、3本のツインスポークを採用し近未来的なスポーティさを演出した。リムには、静電容量式センサーを備えたパッドを採用。これによりステアリングホイールにかかるトルクがなくともドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、ディスタンスアシストディストロニックの使い勝手を向上した。

また、ナビゲーションやインストゥルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定を全て手元で完結できる機能性も有している。

「E200スポーツ」(写真掲載モデル)と「E220d」のセンターコンソールには、新たにインストゥルメントパネルに採用されるインテリアウッドトリムと同様のウッドトリムを採用することで高級感を高めている。

また、Eクラス改良新型には、日本で販売される乗用車で初のAR(拡張現実)ナビゲーションを採用。車両の前面に広がる現実の景色をナビゲーション画面の一部に映し出し、進むべき道路に矢印が表示される。これにより、より直感的にどの道路に進むべきかを判断することが可能だ。

E200スポーツが搭載する1.5リットル直列4気筒ターボエンジンには「BSG」「48V電気システム」の新技術を採用。回生ブレーキ等により発電した電気を約1kWhのリチウムイオン電池に蓄電し振動の少ないエンジン始動、滑らかで力強い加速、素早いギアシフトなどに貢献する。燃費低減効果だけでなくパワートレインの総合性能を引き上げる。

メルセデスベンツ Eクラスの価格は769万円から。