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【ホンダ N-BOX 改良新型】開発責任者「ナンバーワンブランドを更に進化」…2トーン専用のパッケージも

  • 《写真提供 ホンダ》
  • 《写真撮影 池原照雄》
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  • 《写真撮影 池原照雄》
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ホンダは12月24日、国内市場でのベストセラーカーである軽自動車の『N-BOX』をマイナーチェンジし、25日に売り出すと発表した。

N-BOXは2017年9月に2代目モデルが発売され、登録車を含む国内新車市場では17年度から20年度上半期まで3年半にわたって販売ナンバーワンを続けている。2代目の登場から3年余りが経過した今回の改良では、ノーマルタイプの「N-BOX」、スタイリッシュな「N-BOXカスタム」とも内外装を刷新し、併せてそれぞれにホイールや内装も専用仕様とした2トーンカラー車である「コーディネートスタイル」を新設している。

外観は、ノーマルがシンプルで機能性を重視したデザインとする一方、カスタムは高級感や存在感を追求したという。カスタムはフロントのナンバープレート取り付け位置を、軽自動車では一般的な車体右寄りから、中央部に移すといった細かいデザイン変更も行っている。

安心・安全性能については、「ホンダセンシング」の機能追加を図った。バックする際に自車の後方と斜め後ろにある障害物の接近を知らせる「パーキングセンサーシステム」、また時速などの道路標識を認識・表示する新機能を加えた。さらに、第2東名などの一部区間で最高速度が120km/hに引き上げられたことから、アダプティブ・クルーズ・コントロールや路外逸脱抑制機能などを120km/hまで対応できるようにした。

コーディネートスタイルを含むノーマル、カスタムともに、車いすをそのまま後部から搭載できる「スロープ仕様」も設定している。このスロープ仕様を含め、価格帯は142万円台から223万円台まで。

また、車室内に浮遊するウイルス飛沫をエアコンの内気循環によって、15分で99.8%以上の除去が可能という自社開発のエアフィルター「くるますく」を初採用し、ディーラーオプションに設定した。新型コロナへの効果は検査法が確立されていないため、未確認としている。

今回の改良について開発責任者である四輪事業本部ものづくりセンターの宮本渉氏は「個性を更に磨き、ノーマルとカスタムの違いを明確化するとともに、新たに『コーディネートスタイル』も設定し。たナンバーワンブランドの更なる進化でお客様の幅を広げたい」と、話している。