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ルノーがEVカーシェア拡大、2022年までに自動運転車導入へ…パリモーターショー2018で発表

ルノー(Renault)は、フランスで開催中のパリモーターショー2018において、EVのみによるカーシェアリングサービス、「Moov'In Paris」を拡大し、2022年までに自動運転車を導入すると発表した。

Moov'In Parisでは、欧州の8都市において、コンパクトEVのルノー『ゾエ』(Renault Zoe)を活用したカーシェアリングサービスを実施。現在、5000台のゾエが配備されている。

ルノーはパリモーターショー2018において、このカーシェアリングサービス、Moov'In Parisを拡大すると発表。2019年末までに、2000台のEVを追加し、カーシェアリングサービスを拡大していく。

さらにルノーは2022年までに、このMoov'In Parisに自動運転車を導入すると発表。ルノーは同じくパリモーターショー2018において、完全自動運転のEVコンセプトカー、『EZ-ULTIMO』を初公開。EZ-ULTIMOは、ルノーが開発を進めている自動運転技術を搭載したロボットカーコンセプト。2017年秋のフランクフルトモーターショー2017で発表したコンセプトカーの『シンビオズ』(Symbioz)、2018年春のジュネーブモーターショー2018で発表した『EZ-GOコンセプト』に続いて、ルノーのロボットカー3部作が完結した。

ルノーが2022年までにMoov'In Parisに導入する自動運転車には、一連のロボットカー3部作のノウハウを採用する方針。ルノーは、顧客行動の急速な変化に対応して、カーシェアリングソリューションなどを提供していく、としている。