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マツダ CX-5 後継モデルは「CX-50」が濃厚!? FR&直6搭載で全面刷新か

  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by Mazda》
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  • 《写真撮影 中野英幸》

マツダのベストセラー・クロスオーバーSUV『CX-5』後継モデルの情報を、スクープサイト「Spyder7」が海外エージェントから入手した。情報によると、その車名は『CX-50』となる可能性があるという。最速で2021年内、あるいは2022年初頭の発表と予想される後継モデルの姿にせまる。

CX-5は、燃焼効率の高い「SKYACTIVエンジン」、および高機能「SKYACTIVシャシー」、軽量高剛性「SKYACTIVボディ」を採用し、2012年に初代が誕生。マツダ再生の立役者となっただけでなく、SKYACTIV-Dエンジンの投入によって日本市場でのクリーンディーゼルエンジン車普及を牽引したエポックメイキングなモデルだ。

現行型となる第2世代は2017年に発売。マツダのデザイン哲学「魂動」をさらに研ぎ澄ませ、新たな都会的SUV像を作り上げた。そして早くもCX-5に後継モデルが登場することになる。

マツダは、2019年5月に新たなFRプラットフォームと、直列6気筒エンジンの投入を明らかにしている。縦置きアーキテクチャ、48Vマイルドハイブリッド/プラグインハイブリッドなどDセグメントの「Largeアーキテクチャ」の詳細も語っており、『マツダ6』次期型はこれを採用すると見られている。CX-5後継モデルへの採用もささやかれているが果たして。

これが事実なら、3.0リットル直列6気筒「SKYATIV-X」+48Vマイルドハイブリッド、そして3.3リットル直列6気筒ディーゼルの「SKYACTIV-D」、2つの直6がトップグレードとして並び立つ。

以下、最高出力187psを発揮する2.5リットル直列4気筒「SKYACTIV-G」+48Vマイルドハイブリッド、最高出力226psを発揮する2.5リットル直列4気筒ターボチャージャー「SKYACTIV-G」、そして2.2リットル直列4気筒ディーゼル「SKYACTIV-D」がラインアップされるだろう。

そして気になるのがそのデザインだ。Spyder7が予想CGを作成した。

次期型では、Aピラー、Cピラーにより傾斜を持たせたクーペスタイルとなり、フロント形状も前衛的なシャープなデザインになる。サイドは前後タイヤハウス周りに切れ込みが入り、アンダースカートの形状と合わせて立体感がさらに強調されるだろう。

フロントは従来の魂動デザインの延長線上ながら、ヘッドライト上部に大型LEDをビルトイン。アンダー開口部はグリルに合わせて跳ね上がるデザインに、さらに大胆にカットされたデュフューザーが迫力満点のエクステリアを形作るだろう。

その車名については、前述の通り「CX-50」となる可能性があるという。マツダは欧州特許庁へ「CX-10」から「CX-90」までのネーミングを登録していることが確認されており、このCX-5後継モデルに「CX-50」の名が与えられる可能性は高い。