注目の自動車ニュース
【VW ゴルフ トゥーラン まとめ】アピールポイントはトップクラスの安全性能…新旧・兄弟車・ライバル比較や使い勝手、試乗記
フォルクスワーゲン(VW)が販売する7人乗り3列シートミニバン『トゥーラン』。2016に「MQB」プラットフォームを携え、同社のミニバンラインナップに加わった。同じく7人乗りミニバンである兄弟車『シャラン』とは異なり、ヒンジドアを採用している。
目次安全性向上で国産ミニバンと差別化事故予防から軽減、二次被害防止まで…安全装備を充実飛躍的に進化した足元空間のゆとり…新旧パッケージング比較 キャビン編ミニバンだけどスライドドアはなし、VWのこだわりフルフラットシートでワゴンのような使い方も可…新旧パッケージング比較 ラゲッジ編【個性派ミニバン比較 第4回】選び甲斐があるのは、趣味性とは一見無縁のミニバンだって同じ…岡本幸一郎【TDI 試乗】ディーゼルを得て商品力を高めたのは間違いない…中村孝仁【TDI 試乗】これぞファミリーカーの本質、である…島崎七生人
安全性向上で国産ミニバンと差別化
フォルクスワーゲングループジャパンはフルモデルチェンジしたミニバン、『ゴルフトゥーラン』を発表した。
今回のフルモデルチェンジでは、「安全性、燃費性能、快適性などを含めた総合性能全てを高めている」と話すのは、フォルクスワーゲングループジャパンマーケティング本部プロダクトマーケティング担当部長の新道学さんだ。
[続きを読む]
安全性向上で国産ミニバンと差別化 画像
VW ゴルフ トゥーラン
事故予防から軽減、二次被害防止まで…安全装備を充実
フォルクスワーゲングループジャパンが導入を開始した新型『ゴルフ トゥーラン』の最大のアピールポイントは、更に強化されたトップクラスの安全性にあるという。
「VWは長年にわたり、ユーザーに安心して乗ってもらえるよう、高い安全性を第一に考えたクルマ作りを行ってきた」とは同社マーケティング本部プロダクト・マーケティング課の山谷浩之氏の弁。具体的には2012年にエントリーモデルとして導入した『up!』にシティエマージェンシーブレーキを、続く新型『ゴルフ』と『ポロ』には、プリクラッシュブレーキシステムフロントアシストを全車標準装備するなど、「他社に先んじた先進安全技術の採用を進めてきた」という。
[続きを読む]
事故予防から軽減、二次被害防止まで…安全装備を充実 画像
飛躍的に進化した足元空間のゆとり…新旧パッケージング比較 キャビン編
新型『ゴルフトゥーラン』は、『ゴルフ』Vベースの先代に対してゴルフVII同様、VW最新の生産方式=MQB(モジュラートランスバースマトリックス)にもとづいて開発された2代目だ。
つまり、一気に二世代新しくなったリヤヒンジドアを持つ7人乗り3列シートミニバンである。ここではミニバンとして重要な新旧のパッケージング、居住性について比較したい。
[続きを読む]
飛躍的に進化した足元空間のゆとり…新旧パッケージング比較 キャビン編 画像
VWゴルフトゥーラン
ミニバンだけどスライドドアはなし、VWのこだわり
フォルクスワーゲングループジャパンは現在『シャラン』と『ゴルフトゥーラン』の2モデルのミニバンを販売しており、シャランはスライドドア、トゥーランはヒンジドアを採用している。
VWのミニバンが選ばれる理由について同社マーケティング本部プロダクト・マーケティング課の山谷浩之氏は、「子供や家族が大切で、クルマは安全性が大事。さらに大人数が乗ることができるクルマと考えると、シャランとトゥーランが浮かんでくる」と話す。「国産ミニバンは、すごく広い室内や、至れり尽くせりの装備等が魅力だが、いざ家族を守りたいと考えると、VWのミニバンが候補に挙がってくるのだ」という。
[続きを読む]
ミニバンだけどスライドドアはなし、VWのこだわり 画像
フルフラットシートでワゴンのような使い方も可…新旧パッケージング比較 ラゲッジ編
新型『ゴルフトゥーラン』はボディサイズの拡大で、ラゲッジの使い勝手も一段とよくなっていた。
もっとも、先代オーナーがバックドアを開け、3列目席使用時、および3列目席格納時のラゲッジの奥行きだけを見たとすれば、ほとんどかわっていないじゃん…ということになる。数値はそれぞれ約340mm、990mmと同等なのである。
[続きを読む]
フルフラットシートでワゴンのような使い方も可…新旧パッケージング比較 ラゲッジ編 画像
【個性派ミニバン比較 第4回】選び甲斐があるのは、趣味性とは一見無縁のミニバンだって同じ…岡本幸一郎
これまで3回にわたって300万円台~で買える輸入車ミニバン3台と、国産ミニバンの代表として大人気モデルの日産『セレナ』を持ち込み、パッケージングや走りの魅力について比較してきた。ここではそれぞれの特徴と魅力をおさらい。モータージャーナリストの岡本幸一郎がレポートする。
日本で正規販売されているインポートブランドの3列シートミニバンは、そう多くはない。ミニバンに限らず、とりわけ近年の欧州のメーカーは自社のブランドのカラーをより強調するようになった。今回の欧州勢の3モデルは、まさしくそうで、内外装デザインはもちろん、走りのキャラクターにもそれが表れていて、ミニバンにもそれぞれのメーカーならではの個性が反映されていることをあらためて感じた。
[続きを読む]
【個性派ミニバン比較 第4回】選び甲斐があるのは、趣味性とは一見無縁のミニバンだって同じ…岡本幸一郎 画像
個性派ミニバン4台を岡本幸一郎氏が比較検証。走り、広さ、使い勝手…最終回はそれぞれの魅力をおさらい
【TDI 試乗】ディーゼルを得て商品力を高めたのは間違いない…中村孝仁
ガソリン車との差は20万円
ディーゼル攻勢を強めるVWは、『パサート』に続いて『ティグアン』にもディーゼルを設定。そして今度は『トゥーラン』にも追加した。
今回試乗したのは、「TDIハイライン」と呼ばれるモデルで、ディーゼルの高級グレード版である。これをガソリンの「TSIハイライン」と価格で比べてみると、その差ピッタリ20万円である。TDIの方が20万円高い。しかし、ホームページのカタログによれば、合計で14万円以上の優遇とある。広報の説明ではおおよそ9万円程度の優遇があるから、価格差は11万ほどに縮まるということだった。
[続きを読む]
【TDI 試乗】ディーゼルを得て商品力を高めたのは間違いない…中村孝仁 画像
【TDI 試乗】これぞファミリーカーの本質、である…島崎七生人
文化の違い……などと、大上段に構えて熱弁を振るうつもりはない。が、後席モニターやUSBソケットの数より、この走りの安心感だよなぁ……と、試乗のたびにいつも思わせられるのが、この『ゴルフトゥーラン』だ。
現行モデルに切り替わったのは2016年1月だったが、今回のニュースは、満を持してTDIエンジン(ディーゼル)が追加された点。搭載されるのは2リットルディーゼルターボで、これにおなじみのクラッチペダルレス6速DSGを組み合わせ、150ps/34.7kgmの性能、19.3km/リットルの燃費(JC08モード)を発揮する。グレードはタイヤサイズ、装備差による2グレードの設定だ。
[続きを読む]
【TDI 試乗】これぞファミリーカーの本質、である…島崎七生人 画像
VW ゴルフ トゥーラン TDI Highline