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【言いたい放談】第十一回「CO2規制、世界の実態」其の二

地球温暖化の方策として、世界的に削減が進む温室効果ガス規制。CO2を排出する、クルマにとっては大きな問題となるだけに、あらためてCO2規制の世界の実情、実態を語り合う。

■パリ協定
2015年にパリで開かれた温室効果ガス削減に関する国際的取り決めを話し合う「国連気候変動枠組条約締約国会議(通称COP)」で合意された、2020年以降の気候変動問題に関する国際的な枠組み。1997年に定められた京都議定書の後継となり、2016年11月4日に発効された。世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をし、世界の温室効果ガス排出量をピークアウトしていき、21世紀後半には温室効果ガス排出量と(森林などによる)吸収量のバランスをとることを長期目標としている。京都議定書ではCO2排出削減の法的義務は先進国のみに課せられていたが、パリ協定では発展途上国も参加し、世界全体で温暖化に取り組み体制が整えられた。

■SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)
2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された、貧困や飢餓、エネルギー、気候変動、平和的社会などについての、2016年から2030年までの国際目標。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成されており,地球上の誰ひとりとして取り残さない(leave no one behind)ことを宣誓しており、発展途上国のみならず,先進国自身が取り組む普遍的な目標として,日本も積極的に取り組んでいる。


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