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【安全サポート技術】 ペダル踏み間違え事故を抑止!! トヨタ『急アクセル時加速抑制』機能 2/2 体験映像

高齢者のペダル踏み間違い事故が社会問題になっているが、トヨタが『急アクセル時加速抑制』システムを開発、その新機能を搭載した新車向けのプラスサポートの導入を発表した。まずプリウスに搭載され、今後順次搭載モデルを拡充予定だが、加えて既販売車種向けの後付け装置に本機能を追加した「踏み間違い加速抑制システムⅡ」の販売もスタートさせた。
その体験映像をお届けする。
運転に不安を持っている高齢者、高齢者の両親を持つ方、必見!!

■急アクセル時加速抑制システムの特徴

トヨタはこれまで、新車には 2012 年からインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポート ブレーキ(静止物)]を導入。また既販売車種向けには、2018 年から後付けの「踏み間違い加速抑制 システム」を販売してきたが、
これらの既存システムは、センサーで検知できる壁やガラスなどの障害物がある場合の踏み間違い事故に対応するものだったものの、今回の急アクセル時加速抑制』システムは、障害物がなくても加速を抑制してくるのが特徴だ。

①専用スマートキー「プラスサポート用スマートキー」(販売店装着オプション/ 税込13,200 円~)で解錠すると自動的に「プラスサポート」が起動。進行方向に障害物がない場合でも、ペダルの踏み間違い操作を検知した際、加速を抑制してくれる。

②障害物を検知し加速抑制・ブレーキ作動を行うインテリジェントクリアランスソナーに加え、ペダル踏み間違い事故の抑止・被害の軽減に貢献してくれる。
③標準のスマートキーで解錠した場合、プラスサポートは起動せず、通常通りの走行が可能。

■プラスサポート
《設定対象》
新車(インテリジェントクリアランスソナー装着車)向け

7/1 発売のプリウス(PHV含む)から、このシステムを搭載。順次搭載モデルを拡大する予定。

■踏み間違い加速抑制システムⅡ(後付け装置)

《設定対象》
既販売車種向け
プリウス※1から対応、
今後順次設定車種を拡大※2(税込価格 3 万 8,500 円*3)
※1 2015 年 12 月~2020 年 6 月生産の車両でインテリジェントクリアランスソナー非装着車。
※2 SAI(2009 年 10 月~2018 年 2 月) 用:2020 年 11 月発売予定
クラウン(2008 年 2 月~2012 年 12 月)、マーク X(2009 年 10 月~2016 年 11 月) 用:2021 年 1 月発売予定。
※3 取り付け費など諸経費は含まず。

■踏み間違い加速抑制システムⅡ(後付け装置)
の特徴
①従来の「踏み間違い加速抑制システム」に「急アクセル時加速抑制」機能を追加した商品で、前方に障害物がない場合でもペダルの踏み間違い操作を検知した際、加速を抑制してくれる。

②従来のシステムにある、前方の障害物を検知し加速抑制する機能や、後退時に加速を抑制する機能に加え、後退時には障害物の有無に関わらず加速を抑制するなど、より幅広いペダル踏み間違い事故の抑止・被害の軽減に貢献。
③機能強化を図りつつシステム構成を見直し、従来商品比で 17,600 円安の低価格を実現

④国土交通省が 2020 年 4 月に創設した、後付障害物検知機能付ペダル。