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BMWアルピナ、次世代大型クーペ提案…サウンドにこだわったV8搭載

  • 《Photo by BMW》
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BMWグループはイタリアで開催された「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」において、BMW ALPINAのデザインスタディ「Vision BMW ALPINA」を初公開した。

同車は、アルピナが掲げてきた「極限の走り」と「洗練された快適性」を、現代の目的や美意識、技術で再構成する狙いだ。BMWグループ・デザイン責任者のアドリアン・ファン・ホーイドンク氏は、「ブランドの独自性を守りつつ、未来に向けて形づくる」と述べた。

外観は全長5200mm。ワイドで低い姿勢を取り、クーペの長いルーフラインは4人が快適に乗れることも示すという。パワートレーンはV8で、アルピナの特徴的なエキゾーストノートを低速では豊かに深く、高回転では響きとして表現するよう調整している。

デザインの特徴としては、フロントの「シャークノーズ」が挙げられる。BMWのキドニーグリルを3次元の彫刻として再解釈し、車体の外観は「スピード・フィーチャー・ライン」を軸に整理した。ラインはフロント下部コーナーから6度の傾斜で立ち上がり、サイドを通ってリアへ回り込む。

細部は「Second Read(セカンド・リード)」の考え方で設計した。1974年からのデコラインを現代化し、クリアコート下に塗装して控えめに表現する。内側のリターン面はダークメタリックで仕上げ、近づくほど価値が分かるようにした。シャークノーズの内側にも、微細なデコラインのグラフィックを用い、作動時にだけ柔らかく発光する仕掛けを隠した。

インテリアは、空間や素材の質、技術の統合への配慮を含めて「建築的な明快さ」を重視した。6度のスピード・フィーチャー・ラインは室内にも続き、上側と下側で色の区分を作る。フルグレインレザーを用い、デコラインに着想したステッチを合わせている。

運転支援の設定としては、標準の「BMWコンフォート」を超える「Comfort+」を継続し、ドライバーの快適性が走りの速さにつながるという考えを反映した。ダッシュボードにはBMWパノラミックiDriveを搭載し、新しい乗員用スクリーンも含めて、BMW ALPINA専用に作り込んだデジタルのユーザーインターフェース言語を用いるとしている。