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BMWの748馬力電動SUV『XM』、移動式DJステージに…見習い工がカスタム

  • 《Photo by BMW》
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BMWグループの独ディンゴルフィング工場の見習い工が、BMWの高性能電動SUV『XM Label』をベースにした移動式イベント車両「BMW XM Soundmachine」を開発した。高性能車でプロのDJステージを演出しているのが特徴だ。

車両は、米国スパータンバーグ工場で生産されるBMW XM Labelをベースにしている。M HYBRIDシステムにより総出力は550kW(748hp)を引き出す。

屋根部分はアーティストと機材のためのスペース確保に向けて大幅に改造した。DJブース背後には6平方mの両面LEDスクリーンを搭載する。さらに、ホイールアーチのフォグマシン4基、専用のアンダーボディ照明、固定・可動のステージライトで演出を強化した。

音響はdBTechnologiesのVIO C12アクティブスピーカーとVIO S118Rサブウーファーを採用する。DJ機材はPioneer DJのDJM V10ミキサーとCDJ 3000Xプレーヤーで構成する。

プラグインハイブリッド技術により、音・画面・照明は外部電源なしで最大1時間の自立稼働が可能だ。改造後も車両は走行でき、TUV承認の最高速度は15km/hとした。

開発は2025年7月から、ゼロから始められた。ディンゴルフィング工場の見習いによる5人の分野横断チームが、車体の支持構造や補強、各機材の取り付け方法などを設計・実装した。

車両の上部構造の重量は約1400kgで、車両総重量は約2800kg。立ち台はボッシュのプロファイルを車体に組み込んだ構造で、溶接による支持構造が剛性を高めている。

BMWブランド体験・協業の責任者ステフィ・アルムブラスター氏は、「見習いがスケッチから完成したステージカーまで責任を持って取り組んだ」と述べた。

音楽を共通言語としてコミュニティをつなぐというコンセプト「GEN M」のもと、DJレジェンドでブランドアンバサダーのカール・コックス氏がプロジェクトに同行し、このシステムを公式承認した。

BMW XM Soundmachineは、2026年に欧州の主要イベントで披露される予定だ。ニュルブルクリンク24時間レースを皮切りに、6月13日にル・マン24時間、9月19日にシュピールベルクのMotoGPでの展示が予定されている。