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アウディ『RS 5』新型、F1マイアミGPの「ホットラップ」に登場へ…639馬力のPHEV

  • 《Photo by Audi》
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アウディは、F1支援プログラムの一環として、5月3日に米国で開幕するF1マイアミ・グランプリにおいて、『RS 5』新型をホットラップ用車両として初披露する。

新型RS 5は、電動化されたドライブトレインを採用する。アウディ・スポーツの初の高性能プラグインハイブリッドとして位置づけられ、コーナーでの走りを高める技術として「quattro with Dynamic Torque Control」を挙げる。路面のグリップが高い車輪へ駆動トルクを精密に振り分けることで、機敏で常に制御しやすい走行体験を狙う。

最大システム出力は470kW(639hp)。最高速は285km/h。F1の「Pirelli Hot Laps」に合わせ、グランプリ開催中にプロドライバーとともにサーキットを体験できるという。

パワートレインは、2.9リッターV6ビターボのエンジンに、375kW(510hp)の電動モーターと130kWの電動ユニットを組み合わせる構成だ。アウディは、性能と燃費の両立で同クラスの新基準を示すという。

また、技術的な追加改造なしで、複数の新型RS 5が生産車として一部のF1レースで走行する。黒いホイールに、フロント、リア、ホイールハブキャップのチタン色と「Lava Red」リングを組み合わせ、アウディR26レースカーのカラーパレットに着想を得たアクセントを入れる。

車両の準備と整備は、アウディ・スポーツの経験あるレーシングエンジニアが担当する。運転はディンド・カペロとマルクス・ヴィンケルホックが務める。カペロは米国での成功として、セブリング12時間を5回制し、アメリカン・ル・マン・シリーズのタイトルを2回獲得した実績がある。ヴィンケルホックは、ニュルブルクリンク24時間で3度の勝利を挙げ、2007年のF1出場では一時的に首位に立った。

アウディは、マイアミでの初披露を米国での存在感を高める狙いと結びつける。米国は世界で2番目に大きい自動車市場だとしており、今年はSUVラインアップを刷新・拡大する方針を示す。次は「Q9」の投入や「Q7」の新展開に加え、新型「Q3」も3月から米国で販売されているという。

さらに、F1の米国での伸びを背景に、ブランドの感情的な訴求につなげる考えも示した。マイアミ、オースティン、ラスベガスの3戦は2025年に完売したほか、シーズンを通じたテレビ視聴率も過去最高を更新したとしている。

マイアミ・グランプリは現地時間の5月3日(日)16時開始だ。