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「市場に敵はいない」メルセデスAMG初のSUV、2026年夏デビューへ
メルセデスAMGは、自社製品を開発することはあまりなく、通常はメルセデスベンツのラインナップを改造することが多い。
『GT』スポーツクーペが数少ない例外で、メルセデスベンツ仕様がなくなってメルセデスAMG専用車種になった『SL』ロードスターもあるが、基本的にメルセデスベンツのラインアップから大きく逸脱しない。しかし、AMGエレクトリック・アーキテクチャー(AMG.EA)プラットフォームの登場で状況は一変する。
このプラットフォームは、次世代メルセデスAMG『GT 4ドアクーペ』の空力特性に優れたボディに組み合わされるでなく、メルセデスAMG独自のパフォーマンスSUVにも流用される予定だ。寒冷地テスト走行の様子が目撃されたのは、まさにこのモデルだ。メルセデスAMG『GT SUV』のワールドプレミアは、2026年夏~秋ごろと予想される。
メルセデスAMGの電動SUVは、4ドアクーペと並んで「GT」の名称を冠する可能性があり、そのスペックの大部分は、より低く、より洗練されたボディを持つGT 4ドアクーペと共通となる。YASA製の電動モーターを搭載した3モーター・パワートレインを搭載し、少なくとも1000psを発揮する。GT 4ドアクーペのプレビューモデルである『コンセプトGT XX』は最大1341psを発揮し、電動SUVはこれと同等の数値となる。AMG.EAプラットフォームは800Vアーキテクチャを採用し、330kWのDC急速充電にも対応する。
極寒の北国でテスト走行中のプロトタイプは、スタイリング面では他のメルセデスベンツSUVよりもはるかに車高が低く、無駄のないデザインを採用し、プロポーションに関してはアウディ『SQ8 e-tron』に似た雰囲気を醸し出している。
メルセデスAMGの新型SUVは、次世代GT 4ドアクーペと同様のヘッドライトデザインを採用している。テールライトなど、その他の詳細は不明。セダンで物議を醸している6素子LEDデザインがSUVのリアにも採用されるかどうかも不明だ。メルセデスベンツ『GLEクーペ』に似たファストバック「クーペ」モデルも登場予定だ。
メルセデスAMG SUVの登場時期は、おそらく2028年あたりになると思われるが、競合車は極めて少ない。現在の市場には、フル電動電気自動車のパフォーマンス・クロスオーバーはそれほど車種が多くなく、ポルシェ『カイエン・エレクトリック』が牙を剥いている。
消費者はBMW『XM』や、ランボルギーニ『ウルスSE』が発売されれば、これらの、800ps近くを発生し、電気自動車での走行距離も確保できる、電動SUVとも比較検討するかもしれない。が、スペックではメルセデスAMG SUVが他車を圧倒し、もはや市場に敵はいない。












