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いすゞがキャンピングカー専用シャシーにワイドキャブロング追加、カスタム仕様「GeoRoam」初公開…東京オートサロン2026

  • 《写真提供 いすゞ自動車》
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いすゞ自動車は1月9日、小型トラック『エルフ』をベースにしたキャンピングカーシャシーのフラッグシップ「Be-cam(ビーカム)」に、新たに「ワイドキャブロング」を追加した。同車をベースにしたキャンピングカーが、日本特種ボディーより発売される。

また、1月9日に開幕した東京オートサロン2026のいすゞA&Sブースにて、同モデルをベースとした参考出品パーツ装着車「GeoRoam(ジオ・ローム)」を初公開した。

トラックをベースとするキャンピングカー(キャブコンバージョン)は、十分な許容重量による架装の高い自由度と、キャンピングカーに求められる乗り心地や耐久性、安全性を高次元で実現できる点が特長だ。

こうしたキャブコンバージョンの選択肢を広げるため、いすゞが商用車づくりで培ってきた技術と知見を投入し、2011年にキャンピングカー専用シャシー「Be-cam」を開発した。クリーンディーゼルエンジンがもたらす太いトルクと低燃費に加え、キャンピングカー架装に耐えうる許容重量、長距離運転でも安心な先進安全装備などがこれまで多くのキャンピングカーユーザーから高い評価を得てきた。

今回追加したワイドキャブロング車型は、近年のアウトドアレジャーへの関心の高まりに加え、キャンピングカー市場において、より広く、より快適で、上質な空間を備えた車両を求めるニーズが拡大していることを背景に開発に乗り出したものだ。

キャブ内の左右方向にゆとりのあるワイドキャブとロングホイールベースを組み合わせることで、開放感のある居住空間を実現するとともに、大型キャンピングカーシェル架装にも対応する許容重量を確保した。

トランスミッションには9速DCT「ISIM」を採用。車両重量が増えがちなキャンピングカーにおいても滑らかで力強い走りと優れた燃費性能を実現する。

全車速車間クルーズやレーンキープアシスト、プリクラッシュブレーキなどの先進安全装備を採用することで、利便性に加えて、大きなキャンピングカーでも安心な運転をサポートする。

また、ワイドキャブ専用となるセンターデフ式フルタイム4WDを標準搭載し、非舗装路や雪道などの厳しい路面状況でも、高い走破性と走行安定性を発揮する。

取り回しの良さを特長とする既存車型「ハイキャブショート」に対し、長距離移動でも疲れにくく、架装レイアウトの自由度が高い、新たなフラッグシップモデルだ。

今回の車型追加により、いすゞはキャンピングカー専用シャシーとして、エントリーモデルの「Travio(トラヴィオ)」からフラッグシップモデルのBe-camのハイキャブショート、ワイドキャブロングとラインアップを拡大し、キャンピングカーのベース車の選択肢を広げていく。

ワイドキャブロングの駆動方式は4WD、免許区分は準中型免許。許容車両総重量は6.6トン、ホイールベースは3415mm、最小回転半径は6.3m。

タイヤは225/70R16、トランスミッションはISIM(9速DCT)。エンジン(4JZ1)は排気量2999cc、出力110kW/2450rpm、ジェネレーターは24V 90A。

先進安全装備として、レーンキープアシスト、全車速車間クルーズ、標識認識機能/標識連動型スピードリミッター、ドライバー異常時対応システム、ドライバーステータスモニター、プリクラッシュブレーキ、可変配光型LEDヘッドランプ、ブラインドスポットモニター、誤発進抑制機能、先行車発進お知らせ機能、ふらつき警報、車間距離警報、車線逸脱警報を装備する。