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東陽テクニカ、ハブダイナモメーターを中国市場で販売開始…電動化やADAS試験に対応

  • 《写真提供 東陽テクニカ》

東陽テクニカは1月6日、子会社の東揚精測系統(上海)有限公司(TYC)が、同じく子会社のRototest International AB(スウェーデン)が開発・製造するハブダイナモメーターの販売を開始したと発表した。

電動化や自動運転、先進運転支援システム(ADAS)など、先進モビリティ技術の開発が加速する中、車両試験はますます高度化・複雑化しており、効率的な試験環境の構築が求められている。

Rototest社が開発・製造する「ROTOTEST Energy」は、車両の性能を評価するハブダイナモメーターで、先進モビリティ試験にも対応する同社のテストソリューションは欧米を中心に高い評価を得ている。

「ROTOTEST Energy」は、大規模な設備工事を必要とせず、試験時には短時間でセットアップできる点が特長だ。実車走行を再現した試験を施設内で実施できるため、開発サイクルの短縮に貢献している。

東陽テクニカはこれまで、日本国内において「ROTOTEST Energy」とレーダーターゲットシミュレーターやカメラシミュレーターを組み合わせたVILS統合システムを自社開発し、2023年11月にはRototest社を完全子会社化し、販売拡大に注力してきた。

今回、TYCがRototest社の中国での正規代理店となることで、東陽テクニカが培ってきた経験・知見を活かした計測ソリューションと、Rototest社製品を組み合わせたVILS統合システムを提供できるようになる。

TYCは2030年までに「ROTOTEST Energy」10台の販売を目指す。

「ROTOTEST Energy」は、大規模な設備投資が不要かつ設置時間が20分と効率的に試験開始が可能だ。車に直接ハブダイナモメーターをつなげるため車の動力を直接計測し、自動運転やADASのあらゆる試験に対応する。