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フィアットの超小型EV『トポリーノ』、米国導入が決定…欧州と南米に続く第3の市場に

  • 《photo by Fiat》
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フィアットは、欧州と南米で販売している超小型EV『トポリーノ』を米国市場に導入すると発表した。

この発表に合わせて、米マイアミで開催されたアートウィーク期間中、国際的に著名なアーティストであるロメロ・ブリット氏とコラボレーションしたトポリーノを公開した。ブリット氏がデザインしたトポリーノは、世界最大のアートスタジオであるブリット・パレス内のグランドサロンで展示されている。

ロメロ・ブリット氏は「ハッピー・アート・ムーブメント」の創始者として知られ、キュビズム、ポップアート、グラフィティの要素を融合させた鮮やかでカラフルなスタイルで、楽観主義、幸福、愛を表現する作品を制作している。彼の作品は120カ国以上の有名ギャラリーや美術館で展示され、史上最も収集され、ライセンス化されたアーティストとされている。

フィアットブランドのオリビエ・フランソワCEOは、「ブリット氏との1回限りのコラボレーションは完璧な組み合わせ。色彩と幸福を象徴し、人々を笑顔にする世界的影響力を持つ2つの象徴的なブランドが結びついた」と述べた。

さらにフランソワCEOは、「現在欧州全域で見られる小さくて楽しく、カラフルなトポリーノは、昨年から米国で何度か披露され、11月のロサンゼルスモーターショーでも大きな興奮を呼んだ。その反響の大きさから、トポリーノを米国に導入することを発表できて嬉しい」と語った。

トポリーノは、持続可能でアクセスしやすいマイクロモビリティ、幸福、そしてドルチェ・ヴィータへの新しいアプローチを提供する。「トポリーノ」という名前はイタリア語で「小さなネズミ」を意味し、1936年から1955年まで人気を博したオリジナルのフィアット『500トポリーノ』へのオマージュだ。小さなサイズとイタリアの魅力で知られるオリジナルのトポリーノは、世界中で愛されるモデルとなった。

ブリット氏は「イタリア、フィアット、ブリットの創造性と美しさを色彩と楽しさで表現したこの動く芸術作品を、アートコレクターや自動車愛好家と共有できることに興奮している」とコメントした。

なお、米国では、トポリーノに関する最新情報の配信登録が可能となっている。