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ルノー『クリオ』新型、フォルビアがインパネとセンターコンソール供給…リサイクル樹脂40%使用

  • 《photo by Renault》
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フォルビアは、ルノーの新型『クリオ』(日本名:『ルーテシア』)向けに、インストルメントパネルとセンターコンソールを供給すると発表した。

これらの部品には40%のリサイクル樹脂が使用されており、耐久性と環境配慮を両立したソリューションとなっている。ルノーの持続可能性目標をサポートしながら、厳格な品質と安全基準を満たしている。

フォルビアの表面仕上げ技術は、新型クリオの内装にさらなる価値をもたらしている。インストルメントパネルのトリムには、車両バージョンに応じてアルカンターラまたは布地が使用されている。これは高度な3Dモデリングとロボット技術による自動カバーリングプロセスで実現され、一貫した品質、耐久性の向上、洗練された触感を確保している。

その他の装飾効果として、触覚と視覚的な認識を高めるために表面に成形されたレーザー加工テクスチャや、コントラストを加えるクロームエフェクトインサートが採用されている。

センターコンソールには新しいマグネット式折りたたみカバーが統合されており、カップホルダーエリアを閉じることができる。これにより知覚品質が向上し、スマートでモジュール式、手頃な価格の収納ソリューションを提供している。

フォルビアは素材、テクスチャ、機能要素を1台の車両内で組み合わせる能力により、統一感のある高品質なユーザー体験に貢献している。さらにフォルビアは、インストルメントパネル内のライトガイドの製造と統合も担当し、均一なアンビエント照明を確保している。

新型クリオのインストルメントパネルとセンターコンソールは、トルコのオルハンガジにあるフォルビアの工場で生産されている。ルノーの工場に近接した戦略的な立地により、シームレスな調整、物流の最適化、CO2排出削減を実現している。

このプロジェクトは、持続可能性、産業の卓越性、ユーザー体験の向上に対するフォルビアの長期的なコミットメントを反映している。