注目の自動車ニュース

日本市場にはいつ? ヒョンデ最小のEV、『アイオニック3』の車内を初めて撮影!

  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》

ヒョンデは現在、「アイオニック」シリーズ最小となる『アイオニック3』を開発中だ。スクープ班が最新プロトタイプを捉え、車内を初めて撮影した。このコンパクトEVは日本市場を視野に入れている可能性もありそうだ。

アイオニックは、ヒョンデのEV専用シリーズで、日本市場には『アイオニック5』などが導入されている。アイオニック3は、IAAモビリティ2025で公開された電動ハッチバック、『コンセプト・スリー』の市販型であり、アイオニック5や『アイオニック6』よりも小型のエントリーモデルだ。

アイオニック5や6は、高性能な800V「E-GMP」プラットフォームを採用しているが、アイオニック3は400Vで動作する、同じアーキテクチャをベースに設計変更された“簡素版”を採用している。

簡素版では充電速度が若干遅く、モーターも小型化される可能性を意味するが、ヒョンデのEVラインナップの中ではより手頃な価格帯のエントリーモデルとなり、近縁関係にあるキア『EV4』と競合する可能性も意味している。

今回補足したアイオニック3のプロトタイプは、カモフラージュがこれまでで最も薄い。スポーティな低いノーズとすっきりとしたフォルム、そして高めの車高によって、コンセプトカーよりもクロスオーバー的なスタンスだ。

フロントエンドには、アイオニック6のフェイスリフト版で登場したスプリットヘッドライトの意匠が採用され、ナンバープレート下部には、運転支援システムが確認できる。印象的な特徴のひとつは、大型のリアスポイラーだ。後方視界が限られている場合に備え、カメラが取り付けられている。

インテリアは、アイオニック5や9とは大きく異なる。アイオニック3は、一体型のメータークラスターとインフォテインメントディスプレイを廃止し、フロントウィンドウ直下に超薄型デジタルインストルメントパックを、コンソール上部にテスラふうの大型タブレットタッチスクリーンを採用した。このタブレット型ディスプレイについては、2026年に発売予定のヒョンデの新型インフォテインメントシステム、「プレオス・コネクト」を搭載しているようだ。

Android Automotive OSをベースに構築されたプレオス・コネクトは、スマートフォンのようなインターフェイスを採用し、メニューをカスタマイズ可能だ。クラウドに保存されたプレオスIDと呼ばれるユーザープロファイルにより、プレオス搭載車ならどの車両でもドライバーは自分の設定を読み込むことができる。

コンセプトカーに搭載されていた可動式のデジタルウィジェットブロックは見当たらない。メインディスプレイの下には、ハードキーと回転ノブが装備されている。

アイオニック3の詳細なスペックはまだ明らかにされていない。キアEV4を参考にすると、58.kWhと81.4kWhのバッテリーオプションが用意され、最高出力204ps/150kWのモーター1基で前輪を駆動する仕様で登場する可能性がある。この構成だと、0-100km/h加速は7秒強、航続距離は650km近くになる。

ヒョンデは量産型アイオニック3を2026年半ばに公開する予定で、これまでで最も小さいアイオニックになると同時に、ヒョンデにとって最も重要なモデルになるとも言われている。