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ジープの大型SUV『グランドワゴニア』に改良新型、米国初のレンジエクステンダーEV設定…航続805km

  • 《photo by Jeep》
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ジープは大型SUV『グランドワゴニア』の改良新型を米国で発表した。アメリカ初のレンジエクステンダー電気自動車(REEV)を設定する。

改良新型は、『ワゴニア』を統合し、グランドワゴニアに1本化。すべてのグランドワゴニアにジープのエンブレムが装着され、ブランドの最も象徴的な車両としての地位を強化する。

パワートレインは2種類を用意。注目のREEVモデルは、92kWhのリチウムイオンバッテリーパックと3.6リッターV6エンジン、130kWジェネレーターを組み合わせる。システム出力は647hpのパワー、620lb-ftのトルクを発揮し、0-96km/h加速は5秒を実現する。航続距離は最大805kmを見込む。

もう一つのパワートレインは、3.0リッター直列6気筒「ハリケーン」ツインターボエンジンで、420hpのパワー、468lb-ftのトルクを発揮。最大牽引能力は1万ポンドに達する。

外装デザインも刷新され、より角張った前面デザインを採用。7スロットグリルにはイルミネーション機能を追加し、フルLEDライティングシステムを装備する。グランドワゴニア初となるクローム装飾を廃止した外装デザインを採用し、より現代的で洗練された外観を実現した。

18インチから22インチまでの新しいホイールデザインを幅広く用意し、顧客の個性に合わせたカスタマイズが可能となる。

価格は3.0リッターハリケーンエンジン搭載モデルが6万5000ドル以下からスタート。生産は2025年内に開始予定で、REEVモデルはミシガン州ウォーレン・トラック組立工場で製造される。