注目の自動車ニュース
レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
レクサスの米国部門は、改良新型『IS』のIS 350グレードの実車を2025年プティ・ル・マンIMSAレースウィークエンドで初公開した。
会場はミシュラン・レースウェイ・ロード・アトランタで、10月9日から11日まで展示された。
改良新型IS 350は9月にデジタルデビューを果たしており、今回が初の実車披露となる。改良新型の米国仕様は、全ラインナップがV6エンジン搭載のF SPORTモデルに統一される。「F SPORT Design」と「F SPORT」の2グレードを用意し、それぞれ後輪駆動と全輪駆動を選択できる。
搭載される3.5リッターV6エンジンは従来から変更されず、最高出力311hp、最大トルク280lb-ftを発揮する。トランスミッションは後輪駆動モデルが8速オートマチック、全輪駆動モデルが6速オートマチックとなる。
展示車両には新色のウィンドペイントが採用され、F SPORT専用デザインが施される。赤色ブレーキキャリパー、ダークグレー19インチホイール、トリプルビームLEDヘッドライト、新設定のラディアントレッド内装色などが特徴だ。
室内には標準装備の12.3インチレクサスインターフェースタッチスクリーンをはじめとする先進技術が搭載される。
改良新型レクサスIS 350は2026年初頭に発売開始予定で、最終価格とEPA燃費数値は発売時期に近づいてから発表される。