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トヨタの次世代モビリティ「e-Palette」、豊田市が公用車に導入…全国初

  • 《写真提供 豊田市》
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愛知県豊田市は9月29日、トヨタ自動車の次世代バッテリーEV『e-Palette』を、公用車として全国の自治体に先駆けて導入したと発表した。

今後は物販や車内展示など多様な使い方で活用し、多くの人が集まるイベントでの展示や災害時の電力供給にも役立てる計画だ。

e-Paletteは多目的に利用可能な次世代モビリティ。豊田市博物館の特別展「深宇宙展-人類はどこへ向かうのか-」期間中(2025年10月~2026年1月)には、豊田市駅周辺と博物館の間を不定期にシャトルバスとして運行する予定。運行スケジュールは決まり次第、市のホームページで公表される。

さらに、車両の外部給電機能を活用し、避難訓練や屋外イベントの電力供給にも利用を予定している。

今回の導入にあたっては、豊田市役所東庁舎前駐車場で報道機関向けのお披露目イベントを開催。豊田市長やトヨタ自動車・CVカンパニーの太田博文チーフエンジニアらが出席し、車両の概要説明や運用方法の紹介、豊田市博物館までの試乗体験などが行われた。

今後、全国自治体に先駆けて導入した豊田市のe-Paletteによる様々なサービス展開が期待されている。