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「EVのゲームチェンジャーかも」メルセデスベンツ、全固体電池EVで1205km走破に驚き、「さぁトヨタは!?」期待の声も

  • 《photo by Mercedes-Benz》
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メルセデスベンツは9月9日、全固体電池を搭載した『EQS』のテスト車両で1205kmを無充電で走行することに成功したと発表した。これに対しSNSでは、「EVのゲームチェンジャーかも」「未来を感じる技術」など驚きの声が集まっている。

今回使用された全固体電池システムは、メルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレインズ(HPP)との共同開発によるもの。リチウムメタル電池セルは米国のファクトリアル・エナジー製で、FEST技術をベースとしている。

バッテリーの使用可能エネルギー容量は25%向上した一方、重量とサイズは標準のEQSバッテリーと同等を維持。パッシブエアフロー冷却により、さらなる軽量化とエネルギー効率向上を実現している。

走行ルートはドイツのシュトゥットガルトからスウェーデンのマルメまでデンマークを通るA7およびE20高速道路を使用。エレクトリック・インテリジェンス機能により、地形、交通状況、気温、冷暖房エネルギー需要を考慮した最適ルートを算出。1205kmを無充電で走行することに成功した。マルメ到着時には137kmの航続距離が残っていたという。

これに対しX(旧Twitter)上では、「EVのゲームチェンジャーかも」「未来を感じる技術だよね!」「全固体電池すげぇな」「すごいやん。 ハイブリッドカーでも満タン1000キロ難しいのに」など驚きの声が多く見られた。

全個体電池への関心も高まっており、「全個体電池が本格的に普及したら、電気自動車もスマホも太陽光発電もゲームチェンジ。スマホも週一回ぐらいの充電で十分になりそう」「全固体電池が実用化されてバッテリーがもっと小型になったら軽快蓄電池車を作れるかもしれない」「全固体電池の完成を待つ」といったコメントも。

また、すでに全個体電池の市販化を発表しているトヨタにも改めて注目が集まり、「トヨタが先に出して世界を席巻しているはず」「全個体電池凄いな。さぁトヨタは!?」など、期待のコメントが寄せられている。