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ホンダ『プレリュード』新型、気になるライバルたち

  • 《写真提供 ホンダ》
  • 《写真提供 トヨタ自動車》
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  • 《写真提供 トヨタ自動車》
  • 《写真提供 トヨタ自動車》
  • 《写真提供 メルセデス・ベンツ日本》
  • 《写真提供 BMW》
  • 《写真提供 ホンダ》
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  • 《写真提供 日産自動車》
  • 《写真提供 日産自動車》

ホンダから9月5日に発売された新型『プレリュード』。価格は617万9800円からで、2モーターハイブリッドを積み、スポーティさと環境性能との両立をめざした1台だ。かつて人気を集めたスペシャリティクーペの復活ということで、現代のライバルとなるクルマたちは?

まず挙げられるのが、日産『フェアレディZ』だ。日本を代表する2ドアスポーツクーペで、546万7000円からという価格設定はプレリュードにかなり近く、同じ購入層が比較検討するケースも多そうだ。

次にトヨタ『スープラ』の2.0L「SZ-R」仕様。約601万円という価格帯で、まさに本格派スポーツクーペの代表格だ。ただし、生産終了が近づいており、新車での入手は限られたチャンスとなりそうだ。

レクサス『RC』も忘れてはいけない。高級感のある2ドアクーペで、価格はグレードによって変わるものの600万円台とプレリュードと重なる。ただし、こちらも2025年11月に生産を終える予定で、今のうちしか手に入らないモデルだ。

輸入車の中では、BMW『2シリーズ・グランクーペ』が候補に入る。528万~734万円のレンジで、4ドアながらクーペらしいシルエットを持ち、若い世代から人気がある。デザイン性を重視する方には気になる存在だろう。

そしてメルセデスベンツ『CLA』クーペ。こちらも4ドアながら流麗なラインが特徴で、ブランド力と価格帯の近さからプレリュードと競合するポジションにある。

このように見てみると、新型プレリュードは国産・輸入車を問わず、スタイルにこだわるクーペやクーペライクなモデルと肩を並べている。環境性能を武器にしたホンダの新しい挑戦が、どんなユーザーに受け入れられていくのか、今後の動きが気になるところだ。

新型ホンダ・プレリュードの販売計画台数は月間300台。もとより小さい市場規模なので、販売でのライバルというより、買う側を悩ます選択肢だ。