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プジョー『208』と『2008』、ブラジルBセグ初のハイブリッド投入へ…1.0リットル+12Vシステム
プジョーは9月4日、『208』と『2008』のハイブリッドをブラジルで発表した。
両モデルともGTグレードに12Vハイブリッド技術を搭載し、ブラジル市場でBハッチセグメント初のハイブリッド車となる。
新しいハイブリッドシステムは、130hpを発生する1.0リッター直噴ターボエンジン「ターボ200」と電動モーター、12Vリチウムイオンバッテリーを組み合わせる。この1.0エンジンはセグメント最強の出力を誇る。
ハイブリッド技術により、市街地走行で最大10%の燃費向上と8%のCO2排出削減を実現。アドバンスト・スタート&ストップ、e-ブレーキング、e-コースティング機能により、より快適で静かな運転体験を提供する。
プジョー南米担当副社長のファビアナ・フィゲイレド氏は「ブラジル市場でBハッチセグメント初のハイブリッド車を提供できることを誇りに思う。消費者の現在のニーズに応える重要な一歩」とコメントした。
両モデルには衝突警告、自動緊急ブレーキ、疲労検知、標識認識、車線制御などの先進運転支援システム(ADAS)を搭載。ハイブリッド車の特典として、各州で、ローテーション規制区域へのアクセス、ショッピングモールでの優先駐車場利用が可能となる。
外観では、「208 GT T200ハイブリッド」がリアスポイラー、ブラック光沢のミラー、17インチダイヤモンドカットアルミホイールを装備。「2008 GT T200ハイブリッド」は3D効果のLEDライトシグネチャーとパノラマサンルーフを特徴とする。
内装は両モデルともスポーツドライブレザーステアリング、10インチの3Dハイブリッドクラスター、10.3インチのプジョーi-コネクトアドバンスドマルチメディアシステムを装備。MyPeugeotコネクテッドサービスにより、リモートでのドアロック・アンロック、運転データ監視、アラート受信、オンラインサービス予約が可能だ。
エンジンは999ccの3気筒アルミニウム製で、直噴システムとマルチエア技術を採用。BSG(ベルトスタータージェネレーター)構成により、減速・ブレーキ時のエネルギー回生を実現する。CVT自動変速機は7段の仮想ギアシミュレーションを備える。