注目の自動車ニュース
川崎市、自動運転バスの試乗予約開始…いすゞ「エルガ」にも乗れる
川崎市は、令和9年度の自動運転バスレベル4実装を目指す「KAWASAKI L4 Bus Project」において、 9月8日から自動運転バスの試乗予約を開始した。
今年度は大師橋駅と天空橋駅を結ぶ羽田連絡線において、昨年度導入した中型バス「Minibus 2.0」1台に加え、いすゞ自動車製の国産大型バス「エルガ」1台を新たに使用し、計2台でレベル2の実証実験を行う。
中型バス「Minibus 2.0」の試乗予約は9月8日から、大型バス「エルガ」は9月16日から開始する。
中型バスは9月22日から11月14日まで運行し、大師橋駅、キングスカイフロント西、キングスカイフロント東、天空橋駅の停留所で乗降可能。運賃は大人440円、小人320円で、1日乗車券は400円。定員は1便あたり13名で、車内放送はEXILEの松本利夫氏が担当する。
大型バス「エルガ」は10月3日、6日、7日、8日に運行し、大師橋駅から天空橋駅を経由して大師橋駅に戻る体験乗車を無料で実施。定員は1便あたり21名。
両バスとも予約制で、乗車者には記念のノベルティとしてトレーディングカードを配布する。
また、川崎駅と市立川崎病院を結ぶ川崎病院線については、令和8年1月頃の運行を予定している。
市では自動運転バスの取組に関する認知度と応援機運の向上を目的としたクラウドファンディングを引き続き実施しており、市職員や事業パートナーが登場する事業紹介動画を近日中に公開する予定だ。